【レビュー】PIXARファンが語る『TOY STORY』PIXAR史上もっとも性格が悪い主人公が、なぜ世界中から愛されるキャラクターになったのか?感動のストーリーと、数々の伝説を打ち立てた、PIXAR長編映画の第1作目🤠🚀🦖🐶🐖🥔🎥❗️【感想、評価】


今日もしばうさ.netにあそびにきてくれて、ありがとうございます*
ぼくは“PIXAR”が大大大好きな、生粋のPIXARファンです(*≧∀≦*)💕💕
なので今回はタイトルにもある通り、
1995年に公開されたPIXAR初の長編映画、『TOY STORY』について語り尽くしていきたいと思います🤠🚀🐶🦖🐖🥔❗️

TOY STORYはいろんな意味で伝説すぎる作品なので、この記事を書き始めるのに武者震いしてしまうほどでした❗️
それに加えてTOY STORYは、ぼくが小さい頃から何度も何度も観てきて育った作品なだけに、
いざTOY STORYについての記事を綴ろうとすると、何を綴ったらよいのかわからないというのが本音ではあります!
だけどやはりTOY STORYについては、ぼくにとっては当たり前と思っていることでも、他の方からすればおもしろいと思えるお話がたくさんあると思ったので、こうして筆をとった次第であります📝❗️
TOY STORYは記念すべきPIXAR初の長編映画であり、さらには世界初の全編CGで描かれた長編映画です✨🎊🎉

ぼくはTOY STORYが公開された年に産まれたので、全編CGで描かれた映画に対する衝撃を生で感じられなかったことが悔やまれますが、
TOY STORYにより全世界が相当に度肝を抜かれたことは容易に想像できます!
そしてTOY STORYがさらにすごいと思うところが、“登場キャラクターの大半をおもちゃにしたこと”です!

当時のCG技術はTOY STORYを観ていると分かりますが、まだまだかなり粗があります。
アンディやシド、ハンナを観ていると、CGで人間を描くのは難しいことが伝わってきますよね!
髪の毛の動き、肌感、人間ならではの滑らかな動き…
それらがTOY STORYではうまく表現しきれておらず、人間たちが若干ロボットのように見えてしまっています。
ですがCGで人間を描くのは難しいといわれていた時代に、ここまでのクオリティで人間を描いていること自体が、相当にすごいことです❗️✨
なのでTOY STORYは登場キャラクターの大半を人間ではなく“おもちゃ”にすることで、
チープなCGも、おもちゃの材質として見事に昇華されているところが、本当にすごいところだと思います❗️✨

つまり“おもちゃ”と“その時代のCG技術”の組み合わせは、とても相性抜群だったということなんですよね🎥✨
意図してか、計らずしてそうなったのかはわかりませんが、とにかくそういう点でも、TOY STORYという映画は凄まじく魅力的だったのだと思います❗️✨

とここまで、TOY STORYが公開された時の時代背景や、CGという技術について述べてきましたが、
TOY STORYで1番すごいところといえば、やはり“胸を震わせてくれるストーリー”ですよね🤠🚀✨
ストーリーについても小さい頃から観すぎているせいで、ぼくにとっては最後まで、特に感情が動くことなく観てしまうのがこのTOY STORYという作品なのです。
本当は記憶を消して、まっさらな状態でTOY STORYを観て感情を動かしたいというのが本音なのですが、小さい頃から観すぎているぼくにとっては、それは容易なことではありません。
ですが今回改めて、英語でTOY STORYを観てみたところ、驚くほどに新鮮な気持ちで見ることができ、
人生で初めてTOY STORYで涙が溢れてきたんですね(;_;)✨
なのでなおさら興奮して、この記事を綴っているわけでございます🖋️❗️
TOY STORY公開当時、たくさんの方々がこの映画に対して高い評価をしたそうなのですが、その理由がCGに対してではなく、ストーリーに対してだったというエピソードがあります。
ぼくは今回はじめて、そのエピソードに納得することができたんですね。
TOY STORYって、こんなに本質的で感動的なお話だったんだと、遅ればせながら感じられたのです✨
まず主人公のウッディ、最初はあまりに性格が悪すぎますよね🤠笑
今のところPIXARで1番性格が悪い主人公は、間違いなく今作の最初から途中までのウッディだと思います🤠👿


こんなに人をあざけり笑うPIXARの主人公は、後にも先にもウッディだけですね。
ですがそんなウッディですが、大きくなった今改めて観てみると、ウッディの気持ちもわかるなぁと思ったんです。
ウッディにしてみれば、今までの自分の幸せと役割が、ある日突然 別の存在に奪われてしまい、動揺してしまった挙げ句にその存在を消そうとしてしまう…
実際にこのような行動をとってしまう人は少ないと思いますが、そのような憎しみでいっぱいの気持ちになることは、誰にだって起こりうることだなぁと感じました。

そしてさらにおもしろくてすごいなぁと感動したのは、そんなウッディの存在意義を奪った張本人であるバズが、なんとその事に無頓着だった点です🚀
バズ本人からしてみればアンディのお気に入りかどうかは重要ではなくて、本気で自分をスペースレンジャーだと信じて疑っていないところが、
ウッディにとってはより腹立たしい状況なんですよね。

この状況も、なんだかわかるなぁと思いました。
アンディ本人は今まで通りウッディのことが大好きで、ただ一時的にバズという新しいおもちゃに熱狂的にハマっているだけなんですが、
ウッディからしたら冷静にその状況を把握できないのも無理はないなぁと思いました。

アンディのおもちゃたちで唯一ボー・ピープだけは、そのことが分かっていたようですけれどね💡🐏✨

なので、自分の存在意義を奪ったバズに敵意むき出しのウッディと、ただただスペースレンジャーとしての任務を達成したかったのにそれを邪魔されてウッディに怒っているバズという、
すれ違う要素しかない2人が、ガソリンスタンドで2人きりになってしまうストーリーが、これからどうなっていくんだろうとドキドキさせられる熱い展開なんだなぁということに、今回初めて気づきました 笑

だけど自分のCMを観てバズは自分が何者なのか気づいてしまい、憎たらしいと思っていたウッディが言っていたことは本当は正しかったんだということに気が付くわけですが、
その感じもすごくリアルな描写だなぁと、胸が苦しくなりましたね。
人間も同じように、自分はこういう存在なんだと信じていたことが、ある日 実は違っていたと突き付けられて、
あの人が言っていたことは正しかったんだと、これからどうすればよいのか分からなくなることがありますよね…
なのでCMを観た後のバズが自暴自棄になってしまう姿に、とても共感して胸が締めつけられました。

それでもバズがCMを信じたくなくて、窓に向かって飛び立つシーンがこんなに切ないシーンだったとは…
小さい頃には理解しきれなかったです。

そしてやはりTOY STORYで1番胸が震えるシーンは、
ロケットをくくりつけられたバズと、かごに閉じ込められたウッディが、2人きりで雨の夜を過ごすシーンですよね。
小さい頃から何度も観てきたあそこでのシーンの会話が、こんなにも胸に込み上げてくるシーンだったとは、今回観ていて自分でも驚きました。
あんなにバズと対峙して張り合っていたウッディが、ついに素直になり、“自分の力だけではどうにもできない”と、バスに助けを求める。
それに対して自暴自棄になり自信を喪失しているバズが、“なぜアンディは自分を欲しがったのか”?訪ねると、ウッディが、
“君はバズ・ライトイヤーだ!”といって、バズのすごいところを次々と羅列する。
バズは自分では当たり前と思っていたことが、ウッディからは魅力として見られていたことに気付く。

そしてウッディは、本当はバズのことがものすごく羨ましくて、バズと比べて自分はダメな奴だと本音をもらすわけです。
それでバズは、アンディはウッディを必要としていることに気付いて、いっしょにアンディのもとへ帰ることを決めるんですよね…
なんて心に響くシーンなんだろうと、ものすごく感動しました。
あんなにバラバラでぶつかり合っていたふたりが、本音を伝え合うことで、こんなにも通じ合えるんだと思い知らされるシーンです。
このシーンは、ぼくたちが現実世界で、共に生きていきたい存在と素敵な人間関係を紡いでいくために、ものすごく大切なことを教えてくれるシーンだと思いましたね。

そこからはラストに向かって、“はたしてウッディとバズはアンディの元に無事にたどり着けるのか!?”
また、“ウッディはおもちゃたちから失った信頼を取り戻すことができるのか!?”という、2つの大きな問題を抱えながら、白熱のラストシーンに突入します❗️

このハラハラドキドキワクワク感は、何度観てもすごいですね❗️
だって、あんなに小さなおもちゃたちが、人間から見ても大きなトラックに挑むんですもの🚛❗️
その規模感が壮大なラストを最高に盛り上げています❗️
ちなみにそこでぼくが地味に感動したシーンが、シドの家からウッディとバズが脱出するときシーン。
バズは背中のロケットが柵に引っ掛かり、シドの家の庭から抜け出せなくなりますが、
それをすでにアンディの車に飛び乗っているウッディが助けに行くんですよね。
これ、ガソリンスタンドでのウッディとの対比になっていて、あの時はバズも一緒じゃない、と自分だけが家に帰っても仲間たちから攻められるという恐怖心でバズと協力しましたが、
このラストのシーンでは、純粋にバズという存在といっしょに帰りたくて、ウッディは助けに行っているんですよね。
このウッディの細やかだけど大きな変化に、ぼくはとても感動しました🤠🚀✨
ラストシーンは本当にハラハラドキドキの連続で、RCの電池が切れてもう終わりだと思ったらマッチ棒があって、
まだいけると思うとマッチの火が消されて、だけど太陽光で火を付けたと思ったら、背中のロケットが爆発してしまうからウッディとバズは粉々になってしまうのではないかと思わされて!!
本当にハラハラドキドキの連続で、最高のラストだと思いました❗️✨
そして最後はバズがウッディを抱えながら、本当に空を飛んじゃうんだもの🤠🚀✨


なんて綺麗で感動的なラストだろうと、改めて興奮させられました❗️
引っ越し後のアンディのお部屋は、ウッディとバズの両方の要素が強く出ているお部屋になっていて、
やっぱりアンディはウッディを嫌いになったわけではなく、ウッディもバズもどっちも大好きなんだということがお部屋に現れていて、とてもハッピーな気持ちになりましたね🤠🚀☀️

そしてエンドロールで流れる、TOY STORYの主題歌でもある“You’ve Got A Friend In Me (君はともだち)”ですが、
冒頭で流れる時は、“ウッディからアンディ”に対しての気持ちが歌われているのですが、
エンドロールでは歌詞は全く同じなのに、“ウッディとバズ”のお互いに対する気持ちが歌われているように聴こえるのが、最高に粋な演出だなぁと感動しましたね🤠🚀✨


このように『TOY STORY』は、PIXAR初の長編映画にしていろんな面で完成度がものすごく高く、これは全世界の人々が夢中になるのも納得だなぁと改めて思える作品なのです❗️✨

ということで今回は、1995年に公開されたPIXAR初の長編映画『TOY STORY』について語り尽くしてきました🤠🚀🦖🐶🐖🥔🐏❗️
今観てもPIXAR史上、最も性格が悪いウッディが主人公だからこそ、変化の幅もそれだけ大きくて、だからこんなに胸が震えるほど感動させられるんだなぁと感じましたね🤠!
そして感慨深いのは、今作でのウッディの変化は、まだまだ序章に過ぎないということ❗️
これから続編がどんどん作られていくウッディの成長物語の、ほんの序章が今作なんだというところが、また胸を熱くさせてきます🤠🔥❗️
2026年の夏には『TOY STORY 5』の公開も控えていますから、そこでウッディがどんな困難にぶつかるのか、今から最高に楽しみです❗️
今日もしばうさ.netにあそびにきてくれて、どうもありがとう*
こうして改めてTOY STORYのストーリーに感動させられると、なおさら今はPIXARにいない“ジョン・ラセター”さんの偉大さを実感しましたね…
まだまだ会社として弱い立場だったPIXARから、こんなすごい作品を世に送り出すだけの才能と熱量に、ただただすごいなぁと改めて感動しました!
とにもかくにも2026年に公開予定の『TOY STORY 5』❗️
監督はPIXARの初期から数々の作品に携わってきた“アンドリュー・スタントン”さんがつとめるので、今から期待値 爆上げで楽しみにしています(*^O^*)🤠🚀🦖🐶🐖🥔❗️
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