【悲報】『LIGHTYEAR』の監督とプロデューサーがPIXARを解雇されてしまい、あまりにショックすぎるお話[レイオフ]


今日もしばうさ.netにあそびにきてくれて、ありがとうございます*
ぼくは“PIXAR”が大大大好きな、生粋のPIXARファンです(*≧∀≦*)💕💕
なので今回はタイトルにもある通り、
『LIGHTYEAR (邦題:バズ・ライトイヤー)』の監督とプロデューサーがPIXARを解雇されてしまい、あまりにショックすぎるお話をしたいと思います。

このニュースは2023年の6月の出来事なので、今さら感は否めないですが、どうしてもこの気持ちを綴りたくて、この記事を書こうと思いました。
2023年に、アメリカのディズニー社が大規模なレイオフ(解雇)を実施した件については、様々なところでニュースや記事になっているので、ご存知の方も多いと思います。
それだけでも大変悲しいニュースなのですが、ぼくがもっとも心を痛めたのは、
PIXARが2022年に公開した長編映画、『LIGHTYEAR』の監督とプロデューサーまでもが、レイオフの対象になっていたことです。
これはあまりに悲しすぎる出来事です。
『LIGHTYEAR』の監督は“Angus MacLane (アンガス・マクレーン)”さん、プロデューサーは“Galyn Susman (ギャリン・サスマン)”さんですが、
今回のディズニー社のレイオフに伴い、このおふたりが解雇されてしまったようなのです。
詳しい理由はわかりませんが、その理由については考えればすぐに思い付くのも事実であり、
それはおそらく、『LIGHTYEAR』が興行的に失敗したからではないかなぁと思われます。
ぼくは『LIGHTYEAR』、めちゃくちゃ大好きなんですけどね…
さらに『LIGHTYEAR』は全世界で公開されるやいなや、劇中に少しだけ描かれている同性愛の描写について物議をかもし、公開を中止する国も現れるほどでした。
そのこともあり、コロナが明け、久々の劇場公開となったPIXAR最新作の『LIGHTYEAR』でしたが、その結果は予想をはるかに下回るものになってしまったようです。
ですが!!!
だからといって解雇する必要がありますか!?
このおふたりは、PIXARの初期からずっとPIXARに多大なる貢献をしてきた方々ですよ!
金銭的な視点で見れば、このおふたりは役職的にも多額な報酬を貰っているはずなので、解雇されても生活には困らないとは思います。
ですが解雇するのではなく、役職を落として減給し、それなりのお仕事をしてもらうというやり方もあったのではないでしょうか!?
なぜぼくがここまで悲しがっているのかといえば、アンガス・マクレーンさんもギャリン・サスマンさんも、PIXARにとっては超重要人物であるからです。
アンガスさんはPIXARでの長いキャリアを経てついに、テレビで放送された『TOY STORY OF TERROR』では監督をつとめましたし、
その後の『FINDING DORY』では監督のAndrew Stanton (アンドリュー・スタントン)と共に、共同監督をつとめました。
ぼくはアンガス・マクレーンさんが監督したこれら『TOY STORY OF TERROR』と『FINDING DORY』が大好きで、そしてもちろん、初の単独長編監督作品となった『LIGHTYEAR』も大好きなのです!
PIXARでは度々、スタッフの名前をそのままキャラクターにつけたりしますが、『BRAVE (邦題:メリダとおそろしの森)』では、メリダの愛馬に“アンガス”という名前がつけられていたりするほどです。

この“アンガス”が、アンガス・マクレーンさんからつけられた名前かどうかは定かではありませんが、アンガスさんは役職が重役なだけに、全然あり得る話だと思います。
こんなにPIXARに多大な貢献をしてきたアンガスさんを、1度の失敗で解雇するのは、さすがにやりすぎな気がしてなりません。
そして同じく『LIGHTYEAR』のプロデューサーである“ギャリン・サスマン”さんですが、この方もPIXAR初期から多大なる貢献をしてきた方です。
そしてギャリンさんといえば、PIXARファンの間では伝説となっているあの、“TOY STORY 2の全データ誤消去事件”を解決するための最重要人物でもあります!
PIXARのスタッフが誤って制作中のTOY STORY 2の全データとバックアップを消去してしまった際、
ギャリンさんは子育てのために在宅で作業するべく、こまめにTOY STORY 2のデータを自宅のパソコンに持って帰っていたために、
運よくそのデータから、TOY STORY 2のデータを見事に復活することができたというエピソードです。
そのエピソードについては下記のインタビュー記事で、ご本人がお話されています↓📝
ディズニー&ピクサー映画『バズ・ライトイヤー』アンガス・マクレーン監督&ギャリン・サスマンプロデューサーインタビュー|「バズの成長物語にしたかった」今だからこそ言える制作秘話も|アニメイトタイムズ
そんな方をですよ!!
繰り返しになりますが、解雇までする必要はなかったのではないかなと思います。
役職を落として減給でいいじゃないですか!?
レイオフ(解雇)って、人件費削減のためにやるわけですから、
つまり働きに応じて適切な金額を報酬として与えているのであれば、なにも解雇などしなくて済むはずなのです。
そういう対処の仕方じゃダメだったんですかね…
とにかくぼくは、こんなにもたくさんの素晴らしい作品を生み出してきた方々が解雇されてしまったという事実が、ものすごく悲しくて仕方ないのです。
しかもきっかけとなったであろう『LIGHTYEAR』も、興行的に見れば確かに厳しいですが、ぼくは最高に大好きな作品なので、なおさらショックです…
そんな悲しみの中でさらなる懸念がぼくにはあるのですが、解雇がもたらすことの本当の恐ろしさとは、解雇後にあるとぼくは思っています。
というのも、PIXARと同じくぼくが大好きな“任天堂”のエピソードなのですが、
2013年の6月の株主総会において、Wii Uなどの不振にともない、社員の解雇を考えていないのかと質問されたところ、故 岩田聡社長は、
“短期の業績を求めてリストラをいたしますと、会社で働く人たちのモラール(士気)は下がり、その人たちが不安に怯えながら作ったソフトが本当に世の中の人の心を動かせるのかということがございます。”
と答えたのです。
ぼくはこれを読んだときに、リストラ(解雇)による1番の損失は、その後の社内の士気が下がることで、
より良い作品をお客さんに届けることができなくなる確率が高まることだと思いました。
つまりPIXARで今回、『LIGHTYEAR』の監督とプロデューサーが解雇されたという事実がある中で、
今後 新たに制作決定した長編作品の監督やプロデューサーをつとめる方々が、本当に素晴らしい作品を生み出せるのでしょうか…
心のどこかで、もしこの作品がうまくいかなかったら、自分や仲間たちが解雇されるかもしれないと脅えながら、制作に取り組んでしまうのではないでしょうか…
ぼくはそこが不安であり、とても懸念しているところなのです。
しかしその懸念が必要かどうかは、これからのPIXAR作品を観ればわかることなので、今後も引き続きPIXAR作品を楽しみにしていますが、
解雇になってしまったアンガス・マクレーンさんとギャリン・サスマンさんについては、やはり悲しみで溢れています。
今回のようなことはPIXARでは2度と起こってほしくはないですし、そのためにも、これからのPIXAR作品も楽しみにして、応援していきたいと思います!
ということで今回は、『LIGHTYEAR』の監督とプロデューサーがPIXARを解雇されてしまい、あまりにショックすぎるお話でした。
今日もしばうさ.netにあそびにきてくれて、どうもありがとう*
アンガス・マクレーンさんの作品は、どれも観ていて楽しくて感動してきたので、本当に残念でなりません。
しかしレイオフとは、業績が回復するまでの一時的な解雇の意味合いでもあるので、もしかするとまた将来、おふたりがPIXARに戻ってきてくれる可能性もあります!
そのときはぜひまた、アンガス・マクレーンさんの作品を観てみたいなぁと思ってやみません。
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