【レビュー】PIXARファンが語る『a bug’s life (バグズ・ライフ)』実は隠れた大感動作!TOY STORYに続いてPIXARの凄さを知らしめた、長編映画 第2弾🐜🦗🐞❗️【感想、評価】

a bug's life バグズ・ライフ 感想 レビュー 評価
©️Disney/PIXAR
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ぼくは“PIXAR”が大大大好きな、生粋のPIXARファンです(*≧∀≦*)💕💕

なので今回はタイトルにもある通り、

1997年に公開されたPIXARの2作目の長編映画、『a bug’s life (バグズ・ライフ)』について語り尽くしていきたいと思います🐜🐞🦗❗️

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©️Disney/PIXAR

a bug’s lifeはぼくが思うに、PIXARで1番適切な評価を得られていない作品です❗️

1度観たらそのおもしろさにめちゃくちゃ魅了されるのに、その1度目の機会がなかなか起きない作品なのではないかと思っています。

それはいったいなぜなのか?

虫で気持ち悪いから🐜🦗🐞?

PIXAR初期の作品たちの中で、唯一続編が作られていないから🎥?

理由はわかりませんが1つだけ確実に言えることは、そのようや理由でこんな大名作を観ないのは、あまりにもったいない❗️✨

ぼくからすると、なぜ『a bug’s life 2』が作られないのかが不思議なくらいです❗️

もし叶うならばぼくはぜひ『a bug’s life 2』を観てみたいですね🐜🐞🦗❗️✨

そんな今作は実は、PIXARにとってものすごく大きな意味を持つ作品でした。

それは前作『TOY STORY』で納めた大成功が、果たして本物だったのか、それとも一発屋だったのかを決定付ける作品だったからです。

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©️Disney/PIXAR

当時のPIXARはまだまだ小さな会社だったので、長編映画で1回でも失敗してしまったら即倒産という、非常にスリリングな状況でした。

だからこそ前作の『TOY STORY』の成功を決定付けるためにも、そしてここでPIXARを終わらせないためにも、今作は非常に重要な役割を持った作品だったのです!

そして満を持して1998年に全世界で公開された『a bug’s life』は、前作TOY STORYを越える大ヒットを記録したのでした✨🎊🎉❗️

つまり今のPIXARの数々の名作たちがあるのは、今作の大成功があったからといっても過言ではないのです❗️

そんなドラマティックな背景を持つ『a bug’s life』の1番の魅力は、やはりPIXARの1番の魅力でもある、“おもしろすぎる精錬されたストーリー”ですね✨

PIXARのストーリーのすごいところは、1度観はじめると、主人公に起こり続ける数々の問題から目が離せなくなり、

“これらの困難をいったいどのように解決していくんだろう…!”と、最後まで見届けざるを得なくなるような作りになっているところです❗️

そのストーリー設計は『a bug’s life』でも例外ではなく発揮されていて、映画開始からアリの主人公である“フリック”を数々の問題が襲い続け、目が離せなくなります🐜❗️

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©️Disney/PIXAR

まずフリックは持ち前の独特な頭の良さから、独自の方法で穀物を収穫できるマシーンを開発するのですが、

それによる弊害を頭に入れておらず、いつもアリ族に迷惑をかけてしまう、いわば残念な落ちこぼれです。

そんな数千匹のアリ族から煙たがられている問題児のフリックですが、映画冒頭でバッタ軍団に献上するはずの穀物たちを、

フリックが起こした不慮の事故ですべて川に落としてしまうところから、絶望は始まります。

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©️Disney/PIXAR

フリックはただただみんなの役に立ちたくて、より効率の良い方法を模索していただけなのですが、それが空回りしてしまい、みんなから冷たい目線を浴びているわけです。

そんな一生懸命なのにみんなからは嫌われているフリックという主人公が気になって、最初からもう目が離せないですね🐜!

そしてさらなる問題は、アリの族にとってはあまりにも恐ろしい、バッタ軍団にどう対抗していくのか?という点。

a bug's life バグズ・ライフ 感想 レビュー 評価
©️Disney/PIXAR

アリたちはもう1度バッタたちに献上する穀物を集めきれるのか!?

はたまたフリックの言う通り強い戦士たちが助けにきてくれるのか!?

すでに開始数分で、この物語に期待が膨らみます❗️

a bug's life バグズ・ライフ 感想 レビュー 評価
©️Disney/PIXAR

そしてさらにおもしろいのは、これらの問題に加えて、物語が進むに連れて、新たな問題が増えていくところ❗️

戦士だと思って誘った強そうな虫たちはサーカスの軍団で、そのサーカスの虫たちからもフリックは嘘つき呼ばわりされ、

だけどその後アリ族とサーカス団のみんなの信頼関係がようやく築けてきたというところに、突然サーカス団の団長が現れて、その正体がバレてしまい、フリックもろとも追放されてしまう…

あまりの困難の連続に、a bug’s lifeを観ている間はずっと、ハラハラドキドキさせられっぱなしなのです❗️

そしてなにより、そんな主人公フリックの健気な性格が魅力的🐜✨

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©️Disney/PIXAR

みんなに煙たがられても前向きで、笑顔を忘れず、誰よりも今を思いっきり楽しんでいる🐜🎶

そんなフリックだからこそ、観ていて自然と応援したくなります🐜✨

そしてぼくが思うに、フリックと同じくらい魅力的なキャラクターが、次期女王の妹であるまだまだ幼い“ドット”です🐜🐞

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©️Disney/PIXAR

ドットは同い年の子たちから“女王アリなのに飛べない!”バカにされており、それ故に似た者同士のフリックとドットは、

いろんなシーンで互いの味方となっているところが、この物語をさらにおもしろくしてくれます🐜✨

最初はフリックに助けてもらってばかりいたドットですが、物語終盤にはピンチのフリックを、ドットが勇気を出して助けに行く姿にとても胸が熱くなりました🐜🔥

そしてフリックとドット以外にも、a bug’s lifeにはたくさんの魅力的な虫のキャラクターが出てきます✨

“アッタ姫”は次期女王を継ぐ立場でありながら、まだまだ自信も落ち着きもなく、心の内にこんな気持ちを抱えていることを、フリックに吐露します。

“本当はアリ族のみんなは、自分を女王の器じゃないと思っているはず…”と…

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実はアッタ姫もフリックと同じように、“自分はダメだ”と思っていることが明かされ、アッタ姫もとても魅力的なキャラクターだなぁと感じましたね🐜👑✨

サーカス団のみんなも魅力的で、カブトムシのディムは体は1番大きいのに、実は1番弱虫だったり、

逆にサーカス団の団長は役職はトップなのに、体は1番小さな“ノミ”だったり、PIXARのセンスが随所に散りばめられています🎪✨

a bug's life バグズ・ライフ 感想 レビュー 評価
©️Disney/PIXAR
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そしてこの物語の面白いところは、アリとバッタの関係が、見事なまでに資本主義社会の構造になっているところです。

本当はバッタたちは権力者でもなんでもなくて、アリたちのことを本当に必要としているのはバッタの方であり、

逆にアリたちはバッタの存在なんて必要ないんだという、

まさに資本主義社会の構造そのものを示しているストーリーには、とても胸が震えましたね。

もうアリたちの元へ戻る必要なんてないんじゃないかと提案するバッタたちに、リーダーのホッパーが穀物を投げて演説する場面は、

この世界を牛耳っている側の心理を垣間見たようで、とてもハッとさせられました。

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©️Disney/PIXAR

“なるほど、資本家側の人たちは、数では圧倒的に勝てないアリたちのことを、本当は何よりも心から恐れているのか…”と。

どんな最強な存在でも、“数には勝てない”というのが、この世界のセオリーですものね。

だからこそ、その反乱因子の1匹目であるフリックのことをここで何とかしなければ、後々大変なことになるというホッパー側の理論は、とても学ばされました。

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アリの島を追い出されて意気消沈するフリックに、あんなにフリックのことを悪く言っていたサーカス団のみんなが、感謝を伝えるシーンはとても感動しましたね。

ラストシーンは、絶体絶命のアリ族のピンチを、フリック率いるハリボテ鳥が救ったかと思いきや、団長が鳥を燃やしてしまい、

さらには虫にとって天敵の雨も降ってきて、もうこのラストの展開は何度観てもハラハラドキドキさせられます。

そして最後はホッパーの手によって連れさられてしまうフリックですが、最初はあんなにみんなから嫌われていたフリックのことを、

最後はみんなが必死に助け出そうとしている姿に、とても胸を打たれました。

そして物語のフィナーレでサーカス団が旅立つラストシーンでは、フリックが発明したマシーンでみんなが穀物を収穫していて、とても嬉しくなりましたね🐜✨

フリックという1匹のアリが、バッタに屈して働くしかないと信じて疑わなかったアリ族の意識を変えて笑顔にし、

自信を無くしていたサーカス団のみんなにも自信を取り戻させ笑顔にし、

本当に最高のラストだなぁと感動しました🐜✨

最初はあんなに山積みだった困難や問題が、最後にはすべてきれいさっぱり解決されたハッピーエンドで、とても気持ちが良いですね🐜☀️

最後はフリックのマシーンで花火を打ち上げていて、どこまでも晴れやかな気持ちで見終えることができる映画が、『a bug’s life』という作品です🐜🦗🐞❗️

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おわりに!しばうさ.net🐕️🐇

ということで今回は、1997年に公開されたPIXARの2作目の長編映画『a bug’s life (バグズ・ライフ)』について語り尽くしてきました🐜🦗🐞☀️

いや~改めて観てみても、最高におもしろい映画ですね☀️

エンドロールのNG集もおもしろいですし、フリックがバズの名台詞である“To Infinity And Beyond!”と叫ぶシーンも最高です🐜🚀✨

PIXARは自身の作品の要素でたくさんコラボさせてくれるところも、また大好きなところです💡

『a bug’s life』は、PIXARの数々の大名作たちと並んでも何の遜色もなく、

独自のおもしろさと魅力を誇り続けている作品なので、まだ観ていない方は、ぜひ騙されたと思って観てみてほしいですね🐜🦗🐞❗️

今日もしばうさ.netにあそびにきてくれて、どうもありがとう*

繰り返しにはなってしまいますが、ぼくは叶うのなら『a bug’s life 2』をぜひとも観てみたいです🐜❗️

PIXAR初期の作品はどれも続編が作られているのに、なぜa bug’s lifeだけまだなのか!?

フリックとサーカス団のみんなとの新たなる掛け合いや冒険を観てみたいですし、最後にサーカス団に加入した弟バッタのモルトの活躍も気になります🦗🎪❗️

ここまで間が開いちゃうと望み薄かもしれませんが、いつかそんな日が来ることを夢見て(*^O^*)🐜🦗🐞☀️

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