【レビュー】PIXARファンが語る『WALL・E』セリフがほとんどない大人向けな映画。それゆえ風刺的な描写がたくさんあり、それらのメッセージ性に気付くのが楽しい、800年後の地球が舞台の、PIXARの中でも唯一無二で特異な長編映画🤖🌱👟🌏️🤝🚀【感想、評価】


今日もしばうさ.netにあそびにきてくれて、ありがとうございます*
ぼくは“PIXAR”が大大大好きな、生粋のPIXARファンです(*≧∀≦*)💕💕
なので今回はタイトルにもある通り、
2008年に公開されたPIXARの9作目の長編映画、『WALL・E (ウォーリー)』について語り尽くしていきたいと思います🤖🌱👟🌎️🤝🚀

今作の監督は2003年に公開されたPIXARの大名作『FINDING NEMO (ファインディング・ニモ)』を監督したあの“アンドリュー・スタントン”さん📣🐟️

ニモで全世界を感動の涙で包んだアンドリューさんが、今度は全く新しいエンターテイメントで世界中に感動を仕掛けました🌏️❗️✨
今作の何がすごいかって、それは“セリフがほとんどない”ところ❗️
映画でセリフがないということは、そのほとんどのシーンを映像や音楽や効果音のみで観ている人に伝えなければならないので、本当にすごい挑戦だと思います🎥✨❗️
それゆえに今作は数あるPIXAR作品の中でも、かなり“大人向き”な作品だと感じましたね。
実際 、今作が公開された当時ぼくは中学1年生でしたが、まだまだお子ちゃまなぼくには、今作のおもしろさがいまいち分かりませんでした(*_*)

それゆえにいつもPIXAR作品を観るときはいつも『WALL・E』だけ選ばれる確率が極端に少なく、他のPIXAR作品と比べても圧倒的に観ている回数が少ないのが今作です🤖🎥✨
なので今回この記事を綴るにあたり『WALL・E』を何度も観返しましたが、かな~り新鮮な気持ちで楽しむことができました(*^O^*)🎶
他のPIXAR作品は逆に観すぎて、新鮮さという意味ではほとんどないのですが、この『WALL・E』はそれだけ内容が頭に入ってなかったんですね💡✨
そういった意味でもやはり今作は、抽象思考が発達していない子どもにはなかなか難しい内容で、目の前で起きていることやセリフをそのまま認識して観ているだけでは、映画に込められているメッセージを受け取るのはハードルが高いなぁと感じました!
今作はセリフや説明がない分、映像を観ながらいろんなことを感じて、それを自分の頭で考えたり仮説を立てながら、制作した方々が伝えたいメッセージを読み解いて楽しむ、というのが好きな方には特にオススメの映画だと思います🎥✨

逆にそういう楽しみ方が好きではない方には、今作はオススメしづらいと思いましたね。
PIXAR映画って、基本的には誰にでも心からオススメできる作品がほとんどなのですが、今作だけはけっこう人を選ぶかもしれません。
あっ!あとは、セリフがたくさんあって分かりやすいはずなのにストーリーが難解すぎる『Cars 2 (カーズ2)』も、人を選ばずにオススメはできませんね(´・ω・`; )笑

ちなみにぼくは『Cars 2』めっちゃ大好きです(*^O^*)🏎️🏁💕
話を戻しますが、そういう意味でも今作は、セリフがほとんどない中でよく1時間30分もの映画を作りきったなと、そこにも本当に感動しました🎥✨
セリフがない中で観ている人の感心を引き続けるって、ものすごく大変で難しいことだと思うので。
そういう意味では、今作は映像がものすごくリアルで綺麗ですよね🎥✨
ゴミで溢れてしまった地球は砂ぼこりや汚い感じがリアルすぎて圧倒されますし、逆にイヴのボディや宇宙空間などはその美しさに魅了されます✨
そのような映像美も、セリフが少ない中で感心を引き続ける大事な魅力になっていますね🎥✨
そして話は変わって今作はPIXARで初めて、主人公の名前がそのままタイトルになった長編作品です🤖✨
ちなみに『Mr.インクレディブル』があるじゃないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、あれは邦題がそうなだけで、実は原題は『THE INCREDIBLES』というんです🔥

ちなみに短編作品も合わせると、1986年に公開されたPIXARの顔でもある『LUXO JR. (ルクソーJr.)』が、主人公の名前をそのままタイトルにした最初の作品ですね💡✨

そして今作の後になると、PIXARは主人公の名前をそのままタイトルにする長編映画も増えていきます🎥💡☀️



おっ!こうして改めて見てみると、PIXARは宇宙が舞台の作品タイトルに、主人公の名前をつける傾向がありますね💡❗️
偶然にもおもしろい発見でした(*^O^*)🎶💕
ちなみに今作の主人公は“WALL・E (ウォーリー)”という名前ですが、実はPIXARにはそれ以前にも“ウォーリー”というキャラクターが存在しているんですよ!!

こちらは1984年に公開された短編映画で、まだ会社が“PIXAR”という名前になる前の作品です!
作品名は『THE ADVENTURE of ANDRE & WALLY B. (アンドレとウォーリーB.の冒険)』で、左にいる蜂さんの方の名前が“WALLY B (ウォーリー・ビー)”という名前です🐝🎶
“WALL・E”と“WALLY B”、綴りもEとYで違いますが、響きはどちらも“ウォーリー”で、意外な共通点があって楽しいですね(*^O^*)🎶
今作は始まり方が愉快な踊りたくなるような音楽と壮大な宇宙から始まるのに、カメラが地球に近づいていくと、我々の暮らす地球がゴミだらけの星になっていて、そこで一気に作品に引き込まれました!
ゴミのブロックが積み上がって出来た異様なタワーたちもとても奇妙で、なのに音楽は愉快というミスマッチさが、よりその異常な景色の恐怖感を増幅させてきますね。
そしてそのゴミだらけの地球で1人働き続けるウォーリーが登場しますが、どうやら彼は辺りに散らかったゴミを固めて積み上げいく専用のロボットだということが分かります🤖🗑️
ちなみにウォーリーが固めた四角いゴミの塊を見て真っ先に思い浮かんだのが、『MONSTERS,INC. (モンスターズ・インク)』でブーが間違ってゴミ処理されてしまったと、サリーが勘違いするあのシーン👿💡


ゴミの形状が今作とまったく同じで、あえてそう描いたのかもしれませんね💡✨
そしてウォーリーが自分の体の停止ボタンを押すことで今まで流れていた愉快な音楽が止まり、その音楽はウォーリーが流していたことが判明しますが、
外であんなに大音量で音楽をかけいても誰にも迷惑がかかっていない状況というのが、よりウォーリーの孤独感を強めているなと感じました。
そしてウォーリーがゴミのブロックを積み上げたところでカメラが引くと…なんと地面だと思っていたところが高いタワーのてっぺんだったとは、とても驚きましたね。
そこで今まで流れていた愉快な曲とは一変して、今度はその異様な見識にぴったりで不気味な音楽が流れ初めてからの、画面に大きく『WALL・E』と表示されるとは…
これにより、今作がいったいどんな映画になっていくのかというのが少し分かるような感じがして、とてもゾッとするとともに、すごくワクワクしました。
映画が始まってタイトルが出るまでまだ3分くらいしかたっていないのに、すでに多くの謎が描かれており、我々に映画を見続ける期待感を与えてくれています。
なぜ地球はこうなったのか?人間や他の動物はどうなったのか?このウォーリーというロボットはなぜ孤独なのか?ウォーリーはずっと毎日ゴミ処理だけを繰り返して生きているのか?…
そんな疑問が自然と頭を巡り、そこでタイトルが映し出されることで、この映画がいよいよ始まるというのを実感し、異様なドキドキワクワクを感じている自分がいましたね。
その後ウォーリーが進んでいく道の途中には、何体ものウォーリーの死体がそのままにやっているところも、その奇妙さを増幅させてきます。
自分の古くなたったコンベアの替えのパーツをその死体から頂戴することで、ウォーリーが今までもそうやって生き延びてきたことが分かり、どんどんこのウォーリーという主人公の存在が謎めいていくところもおもしろいです。
こんな言い方するのも不謹慎ですが、他のウォーリーが壊れて死んでくれたからこそ、主人公のウォーリーはそこからまだ使えるパーツを調達することで、結果的に1人で生き残ったのかもしれませんね。
今作の冒頭のシーンを観ていると、まるでこのゴミだらけの地球に自分とウォーリーと2人っきりになったような気がして、とてもさみしく感じました。

そしてどうやらこの地球は“BNL”と呼ばれる企業が広く繁栄していたようで、そのBNLの技術力がかなり高かったことも分かりますね。

今作の主人公WALL・Eも、BNLの製品なようです🤖
新品のウォーリーの映像がホログラムで映ったときは、最初はこんなに綺麗なボディだったんだとびっくりしました🤖✨
そしてアクシオムでの暮らしの宣伝映像には、PIXARではおそらく初となる実写のような人間たちが登場したことにも衝撃を受けましたね!!
あれはCGなのかそれとも本物の人間なのか非常に気になっていたのですが、監督いわくあれは本物の人間だそうです!驚きですね!
今作でビデオメッセージを通して何度も登場するBNLの会長も同じく本物の人間だそうで、PIXAR作品に実写の人間が登場するとは衝撃的でした❗️
そしてウォーリーの家の外壁には、WALLEの名前の由来となる文字が書いてありましたね💡

“WASTE ALLOCATION LOAD LIFTER EARTH-CLASS”の頭文字をとって、“WALL・E”というそうです🤖
そして家に帰ってきても仲間が誰もいないという描写で、やはりウォーリーはこの地球でひとりぼっちなのだということが分かります。
だけどウォーリーは自分の家に色んな“お宝”を収納していて、ゴミ処理ロボットなのに、“ゴミ”と“自分がときめく物”を分けられる能力があるところに感動しました🤖✨

家に帰ってきてからのルーティンを見ても、まず家の電気を付け、外靴を脱ぐかのようにベルトコンベアを脱いだりと、非常に人間らしい暮らし方をしているところもかわいくておもしろいですね🏠️💡👟
トースターにカセットテープを収納したり、iPodをテレビのように使ったりと、その物に先入観がないウォーリーだからこそ、柔軟な発想ができていて感動しました🍞📺️✨
そしてiPodといえばAppleですが、Appleといえばスティーブ・ジョブズであり、スティーブ・ジョブズはなんとPIXARの設立メンバーであり、PIXARはスティーブ・ジョブズの会社(筆頭株主)でもあります💡✨
こういう細かなコラボは、ファンとしてはうれしいですね(*^O^*)🍎🎶
そしてウォーリーは今日の戦利品の中から1番最初に先割れスプーンを取り出しますが、先割れスプーンといえば…

セリフがないだけに、なんともおもしろい描写が冒頭からたくさん詰まっていて最高に楽しいですね(*´ω`*)🥄🎶
そしてiPodの映像を見てウォーリーが“誰かと手を繋ぐ”ということを夢見るところがまた、純粋で良いですよね✨
ロボットなのに感情があるところもまた謎であり、どんどんウォーリーのことが気になっていきます🤖
ロボットがゴキブリと暮らしているところも、なんだか哀愁があって良いです🍀

それに、あのゴミだらけの地球で最後まで生き残った唯一の生物がゴキブリというところもまた、妙に説得力があっておもしろいですね🦗
ウォーリーが四角くなって寝床に入った時に、その棚は本来WALL・Eたちの収納場所であることが分かり、とすると他の仲間たちはもうすでに居なくなってしまったことも同時に分かって、なんだか切なくなりました。
そしてウォーリーの充電がなくなると人間の寝起きみたいになる姿を見て、ロボットなのに人間のように見える不思議さも相まってかわいかったです🤖💕
ウォーリーは太陽光発電なようで、これなら半永久的にエネルギー源に困ることはなさそうですね☀️🔋

でもだとすると、なぜ他のWALL・Eたちは滅んでしまったのか…
ウォーリーにガッツリ踏まれても死なないゴキブリも、今だにず~っと不思議に思っています…
そしてゴミ処理の仕事そっちのけで、宝探しに夢中になるウォーリーの姿がまた、子どものように純粋でかわいい🤖💕
指輪は捨てて、指輪ケースは取っておくウォーリーを見て、価値観っておもしろいなぁと改めて感じました💍✨

ウォーリーが消火器に振り回されるシーンは、後の宇宙空間で消火器が移動手段になるシーンへのさりげない伏線になっていて見事です🔥✨
そして冷蔵庫の中から植物を発見するウォーリーですが、この植物がまさか今作の最重要アイテムになるとは、この時は思ってもいませんでした🌱!

ウォーリーが数あるお宝の中の1つを見つけただけとしか観てなかったので、そう見えるように作っているところにもPIXARにまんまとしてやられましたね(*^O^*)💡✨
そしてウォーリーがこの植物を見つけたということが、ウォーリーと植物に通じる共通点を際立たせていて、すごい描写だなぁと感動しました🤖🌱
このゴミだらけの地球で何百年も孤独の中で生き抜いてきたウォーリーと、そんな環境でもたくましく育っていた植物、その両者の根底にある強さがお互いを引き寄せたように見えて、すごいシーンだと思いましたね🤖🌱✨

また植物が靴に入っているのも、この植物がいろんな人やロボットにとって大きな1歩になることの意味が込められているようで、とても感動しました🌱👟✨
そして突然現れる赤い光との追いかけっこは、今までの穏やかな流れだったテンポ感を一気に加速させてくれて楽しい演出でしたね🔦

ロケットの噴射に驚いて、“ウォーーン!ウォーーン!”と驚くウォーリーがかわいかったです🤖💕
ウォーリーが地面から顔を出すときに映る真っ赤に焼けた石が、揚げたてのコロッケみたいでおいしそうだなと毎回思ってしまいます🍤笑
そして、“突然着陸したこの宇宙船がいったいどんな目的で地球にやって来たのか?”
すでに謎が多い今作にさらに謎が加わることで、より先が気になるようになっていて、おもしろくなってきます🚀!
そしてイヴが地球に置いていかれるわけですが、何百年もずっと孤独だったウォーリーからしたら、彼女を見たときの気持ちはどんなだったろうと想像すると、もうこれは言語化できないですね。
“驚き…信じられない…どんなロボットだろう…孤独じゃなくなるのかな…好奇心、喜び、不安……”
イヴを見た瞬間に、ウォーリーの中で色んな感情が一気に湧き出たのではないかなぁと想像します。
そしてイヴが自由に飛び回るシーンはとても美しくて、そこで流れている音楽もまさにイヴというキャラクターを表しているような曲で、とっても好きです🔅✨
からの爆発的威力のレーザー光線をウォーリーに向けて発射❗️❗️笑
美しくて怖い…まさに人間の女性を表しているようなキャラクターでね、イヴは…笑
それからイヴは青いレーダーを使って何かを探し始めますが、それが何なのか分からないところも、すごく興味をそそられましたね。

だけどそんなイヴも、ゴキブリがくすぐったくて笑っちゃうことで、イヴもウォーリーと同じように感情があるロボットだということが分かるのですが、
それ見て頬笑むウォーリーにまたレーザー光線を3発も打ち込むもんだから、もう怖すぎて笑えました(*´艸`*)❗️
そこでウォーリーとイヴは出会うわけですが、まさか殺意溢れる表情のイヴと、それに怯えるウォーリーというのが2人の出会いとは、これまたちょっとおかしくて笑えますね🤖🔅💕
だけどそんなイヴを見て、“はぁ~~”と恋に落ちちゃったようなウォーリーなので、ウォーリーにとってはタイプなロボットだったようです🤖💕
ウォーリーとイヴはいろんな点が見事に対照的に描かれていて、そこがまた凸凹コンビで観ていて楽しいんですよね🤖🔅
ウォーリーは四角でローテクでサビだらけで自分の意思を持っていて、
イヴは丸型でハイテクで光沢があって命令に従っている。

おもしろい違いですね🤖🔅✨
イヴが寝ている間に目の前にイヴの人形を作ったけど報われなかったウォーリーが、ショックを受けてふてくされるところが、人間味があってかわいいなぁと思いました🤖💕笑
そのイヴ人形の右腕が、1986年にPIXARが公開した短編映画『LUXO JR. (ルクソーJr.)』に出てくる親のルクソーに見えるのですが、ぼくだけでしょうか💡

その後でイヴが調査している車は、PIXARでお馴染みの“ピザプラネット”の車ですね🍕🚀
調査がうまく進まずイライラしているイヴに、そっと近づき寄り添おうとするウォーリーがやさしいなぁと思いました🤖


それか、今ならしれっと手を繋げると思って近寄っただけかもしれませんが 笑
その後ウォーリーがイヴに名前を呼ばれてうっとりするところがかわいかったです🤖💕
2人で“イ~ヴァ~”と何度も言う合うところも、ほっこりで良いですね(*´ω`*)💕

そこで突然嵐が来て瞬時に手を繋ぐウォーリーとイヴでしたが、ウォーリーが望んでいる手の繋ぎ方はこれではいないという描写が見事でおもしろかったです。
ウォーリーはお互いの気持ちがあった上で、手を繋ぎ合いたいんですね🤝
そしてウォーリーの家にやって来たイヴでしたが、今まで命令一筋だったイヴが、ウォーリーからいろんな物を渡されて、それで純粋に楽しんでいる姿がなんだか心に染みました🌼
イヴの手にかかると、プチプチがあんなに早く終わるのには笑っちゃいましたね( *´艸`)笑
電球もイヴが持つと光るということは、イヴの手には電気が通っているんですかね💡✨不思議ですね✨

とにもかくにもイヴが現れたことでウォーリーがすごく楽しそうなのが、見ていてうれしくなりました(*´ω`*)🤖🎶
あの命令一筋のイヴが、徐々にウォーリーのペースになっていくところもまたおもしろいです🔅

そしてイヴが高速回転することでウォーリーが天井にめり込むシーンは、最初はギャグシーンで笑いどころなのかと思いきや、そこでウォーリーの目が壊れることで一気にシリアスなシーンに変わったのには驚きました。
笑い→シリアスな展開をこのスピード感で見せる映画ってになる、他の作品では感じたことがないような気がします。
でもこのシーンで、ウォーリーは壊れてもパーツさえ交換できれば大丈夫なんだと分かることが、今作のラストシーンにうまく繋がっていて感動しました🤖
そしてウォーリーがイヴに植物を見せることで、イヴがずっと探していたものは植物だったと分かるシーンは、とても衝撃的で興奮しましたね🌱👟❗️
だけど、“じゃあなぜイヴは植物を探しに地球に来たんだろう?”という新たな疑問が生まれて、さらに物語がおもしろくなっていきます🎥✨
突然フリーズしてしまったイヴを見て、ウォーリーがすごく悲しそうだったのが、見ていて辛かったですね(;_;)
長い長い孤独の末に、やっと出会えた唯一の相手だったのに(;_;)
自分が太陽光発電だからと、イヴのことも太陽に当てにいくウォーリーの姿が、とても健気で応援したくなりますね🤖
動かないイヴと2人きりでデートするウォーリーの姿が、もう本当に純粋すぎて、なんだか泣けてきました(;_;)
歴代カップルの名前とハートがたくさん書かれたゴミ箱に、ウォーリーも真似して自分たちの名前を描いていたところも、なんとも微笑ましかったです(*´ω`*)💕
2人で夕陽を見つめるシーンが、流れている音楽も相まってエモーショナルで良いですね🌅

そして全く動かなくなってしまったイヴの姿を見て、しょんぼりしながら仕事に向かうウォーリーの姿が、一瞬本当の人間のように見えてびっくりしました。
こういう細やかな心理描写が、ウォーリーの魅力を大きくしているんだなぁと感じましたね🤖✨
そして再び上空に現れたロケットの着陸を見て、すぐにイヴを回収しにきたことを察知したウォーリーが、全速力で走り出す姿にとても感動しました🤖
ウォーリーって、本当に純粋で眩しいですね🤖✨
一方 宇宙船の中には他にも複数のイヴが回収されており、これにより地球の各地にイヴを送り込んで調査していたことが分かりました🌎️
しかし植物ランプが光っているのは我々のイヴだけだったことからも、ゴミだらけなのはウォーリーが暮らすこの地域だけではなく、地球全体がそのような状態であることが伺えますね。
イヴを追いかけて宇宙船にしがみついていたウォーリーの姿に、とても胸を打たれました(;_;)🤖
大切な人を追って、危険をおかして故郷を離れ、未知の宇宙に飛び出すなんて、まさに純愛です🤖💕
無数の人工衛星の中を宇宙船が突っ切るシーンが、どこか風刺的でゾッとしました🚀🛰️
しかしそこからの宇宙のシーンは、今までのゴミだらけだった地球とは打って変わり、とても美しかったですね💫🌟✨
宇宙船の中のイヴを見つけたウォーリーが、窓ガラス越しに“見てみて!”をしていたところが、もう尊すぎて胸が締め付けられました(T_T)
ウォーリーは初めて見たこの綺麗な宇宙の景色を、イヴにも見せたかったんですね(;_;)
ウォーリーの純粋さが、無情にも胸に突き刺さってきます。
月にアメリカの国旗が立っていたところも、リアルで感動しました🇺🇸🌕️
BNLが月にアウトレットモールを建てようとしていたのには、少し引いてしまいましたが 笑
太陽の側を通過するシーンも迫力があって感動しました☀️
そこで充電をし始めるウォーリーがかわいかったです🤖💕

木星か土星の周りのにある星屑のリングも、最高に美しかったですね🌟✨
その星屑リングをウォーリーが触り、星屑たちが流れていくところも綺麗でした🌟✨

そしてその星くずの1つが、まさかあるロボットにとっては悲劇の始まりになっていたとは、この時は思ってもいませんでしたね 笑

この『BURN・E (バーニー)』という短編映画は、『WALL・E』本編と密接に連動している作品で、まさかウォーリーたちがあの状況の時に、その舞台裏でこんなことが起きていたとは!という驚きの事実がたくさん描かれているので、めちゃくちゃおもしろいです🎥✨❗️
これを観ると本編の見え方が少し変わってくるところも、最高にエンターテイメントしています🤖✨
そしてついにウォーリーはアクシオムに到着しますが、アクシオムの中に入ってからは今までの作品の雰囲気が一変し、まるで別の映画のようになるところが凄くておもしろいなと思いました🎥✨
これは意図的にそうしていると思うのですが、ゴミだらけの地球と、無菌室のような宇宙船という対比が見事で、その真逆ともいえる2つの舞台が、今作よりを魅力的にしていると感じましたね🌎️🚀✨
そしてここで登場するお掃除ロボットの“m-o (モー)”がまた小さくて本当にかわいい(*≧∀≦*)💕✨

ウォーリーの“外来の汚染物質”の度合いが100%だったのがおもしろかったです🤖笑
モーはその小さい体で汚れたところをせっせこせっせこ一生懸命に掃除する姿がたまらないんですよね(о´∀`о)💕

宇宙船のロボットたちはその動線までもが完璧に制御されていて、そのアイデアに感動すると共に、地球での自由さが宇宙船内には無いことも感じられて、うまい描写だなと思いました🔦⚠️
そしてイヴの植物ランプを感知するなり宇宙船内全体が緑色になったことからも、この植物な有無はとても壮大なプロジェクトであることが分かり、よりおもしろくなってきますね🌱❗️
モーが動線を離れてウォーリーの足跡を追い始めたところが、このロボットはなんだか他のロボットとは違いそうという予感を感じさせてくれて、とてもワクワクしました(*^O^*)🎶
そしてついに人間の登場ですよ…!
これはもう衝撃的でしたね……
みんなまるまる太ってて、みんな同じような体型で、着ている服も同じ、すぐ隣にいる人との会話なのに見ているのは目の前の画面、食べ物も飲み物もすべてロボットに頼めばやってくれるなどなど……
これが人類の未来なら最悪だと思いました。

というかあの人間たちの体は、肉が多くて手足はむにむにで、指も丸くて短くて、ただの大きい赤ちゃんでしたね🍼笑
それでも本物の赤ちゃんは産まれているようで、だけど赤ちゃんも浮きながら授業していたのにはおかしすぎて笑っちゃいましたが、これは笑い事ではないです。

手を叩いて“パラソル”と呼んだらパラソルロボが来るなんて、もう最悪すぎて吐きそうになりました。
自分が日差しを暑いと感じて、だからパラソルが欲しいとなって、自分で立てるところが楽しくて生きている感じがするのに、あんなんじゃ人生の楽しさ半減です。

自分の欲求を、少しの面倒くささがある中でも満たしてあげたということが、自分を尊重することにも繋がるのに、これじゃ大切な機会を大きく損失してしまっています。
こんな未来が来ることは、絶対に避けなければなりません。
そういう意味でも、この時点で本当の意味で“生きている”といえるのは、ウォーリーただ1人なのかもしれませんね。
とまあガチになって語ってしまいましたが、イヴの側に行くためにウォーリーが話しかけたメアリーと、その話し相手との会話をよく聞いてみると、
デートの話しや、付き合うなら中身がある人とが良い、という会話をしていて、そこは妙に現代と同じでびっくりしましたね 笑
あの暮らしになっても、それなりに恋愛はしているようです…本能ですものね💕
このメアリーや、イスから落ちてしまった男性のジョンを見ていると、そんなに性格が意地悪そうではないので、ある程度は総合的に満たされた生活をしているのかもしれないと思いました💺

ちなみにPIXARの長編映画に皆勤賞の声優さんである“ジョン・ラッツェンバーガー”さんの今作での担当は、そのイスから落ちてしまった“ジョン”であり、名前が一緒なところがなんだか良いですね🎙️✨

そしてウォーリーとイヴがエレベーターに乗るとき、キーボードを打っているロボットが、ウォーリーの真似をして何度も手首を動かすシーンが、ウォーリーは意図せずですが、実は周りに少しずつ影響を与えていておもしろかったです🤖✨

そしてついに登場、今作の黒幕オートパイロットですが、イヴの植物ランプを認識して、中心部に“A113”の表示が出ていたところが、PIXARファンならテンションがあがるポイントですね(*^O^*)💡✨

艦長かの部屋には歴代艦長の写真が並んでいますが、初代の任期は2105年からとなっており、そんなに早くから宇宙に行っていたのだと驚きました🚀
我々が生きる現実世界と照らし合わせると、もう100年を切っています。
そして歴代艦長の任期の長さがおおよそ150年ほどであることから、寿命は今の我々よりも長いことが分かります。
艦長といっしょに映るオートの大きさが徐々に大きくなっているところからも、オートがアクシオムを支配している様子が伺えますね。

艦長の目覚めと共に出てきたロボットたちに合わせて、即座に足のマッサージをするウォーリーがかわいかったです🤖💕
ピンク色のおめかしロボットが、艦長は何も言っていないのに、“へぇ~!あ~らそぉ~、あ~分かる分かる”と相づちを打っていて、それがめちゃくちゃ怖かったです。
間違っても、そんな適当な相づちを打つロボットに心を委ねちゃうような生き方はしたくないなぁと思いました。
艦長の一存で朝まで時間を戻しちゃうのはさすがにやり過ぎだと思いましたが、乗客たちは割と冷静だったので、日常茶飯事なのかもしれませんね 笑

そしてウォーリーがアクシオムに乗り込んだこの日は偶然にも、アクシオムが地球を出発してから700周年の日ということで、先程の初代の艦長の任期から計算すると、今作の舞台は“2805年”だということが確定しました🌎️🛰️🚀

そしてイヴが植物を探していた理由は、なんとアクシオムが地球に帰るためだったんですね🌱❗️
地球に植物があったということは、再び人類が暮らせる場所になったということを示しているとは、なるほどおもしろいアイデアだなぁと感動しました🌱🌎️✨

艦長がずっと“マヌエルくん、マヌエルくん”と言っているのがおもしろかったです(*´艸`*)📕笑
アクシオムにウォーリーがいることに気付いて焦って慌てているイヴを見て、そこでもたまらずうっとりしちゃうウォーリーがかわいかったですね🤖💕
だけど植物が無くなったことで即座にウォーリーを疑うイヴを見ると、イヴはまだまだウォーリーのことを信じていないことが分かります。
植物が無いことが分かり、いつも通りに過ごして良いと分かって嬉しそうな艦長を見たら、やはり人間は変化を好まない生き物なんだなぁと思いましたね。
キーボードタイプロボが、再び戻ってきたウォーリーに手首を素早く動かして手を振っていたところがかわいかったです 笑
そして修復室に連れていかれるわけですが、そこの欠陥ロボの中の、ずっとテニスボールを打ち続けて他のロボットにぶつけまくっていたロボがなんかおもしろかったですね🎾!笑
そして意図せずにそんな欠陥ロボたちを解放して助け出し、みんなに感謝されるウォーリー🤖❗️

この展開は王道ですが、主人公が弱者たちのヒーローになるストーリーは、観ていてとてもワクワクします🤖✨❗️🎶
欠陥ロボットたちにはみんな体に赤いコードが付けられているので、それが目印です💡❗️

そしてウォーリーとイヴがアクシオム中に指名手配される展開がまた熱かったですね🔥❗️
そしてこんな状況でもイヴと手を繋ぎたいウォーリーがまた愛しかったです🤖💕
そして自分はアクシオムから追放されるというのに、地球行きの宇宙船にノリノリで乗り込むウォーリーの姿も、あまりに純粋で少年でした🤖☀️


そしてまさかオートの側近のロボットが、イヴから植物を盗んで地球に送り返そうとしていたとは🌱❗️
これは裏で何か陰謀が働いているということが分かり、さらにストーリーがおもしろくなってきます🌱❗️
そしてその植物とともに、ウォーリーまでも地球に送り返されてしまうという緊急事態発生❗️❗️

これはどうなるのかとハラハラドキドキしましたが、イヴが真っ先に宇宙船を飛び出して外に向かったのは、ウォーリーを助けるためか、それとも命令である植物を取り返しに行くためか、どっちなんだろうと今だに考えています。
宇宙船が爆発した後にイヴが“ダメ”と呟くのも、どっちの意味でだろうと思いましたね。
だけどウォーリーが無事なのを見たイヴはとても嬉しそうだったので、純粋にウォーリーを心配しての行動だったようです🤖💕

その後 植物も無事なのが分かりさらに喜んでいましたが、まずはウォーリーのことを純粋に想って飛び出したのでしょうね🤖💕
イヴにキスされて意識が飛びそうになるウォーリーがかわいかったです💕
その後、今作の冒頭でイヴが1人で飛び回っていたシーンと同じ音楽が流れますが、このシーンではウォーリーとイヴが2人でいっしょに飛び回っていたのが、最初との変化が感じられて胸に染みましたね🤖🌟

あの時はただ命令を達成するために飛んでいたイヴが、今は純粋にウォーリーといっしょに飛ぶことが楽しくて飛んでいるというのが、イヴの中にも大きな変化を感じて感動しました(*´ω`*)🔅
よく見ると、ウォーリーのことを追いかけるようにしてイヴが飛んでいたり、ウォーリーが回転したのを見てイヴもくるっと回転したりと、かなりイヴがウォーリーに心を開いてきていることが分かるのもじ~んときますね🌼

ウォーリーのそのまっすぐな純粋さが、少しずつイヴにも影響を与え始めているようです🤖✨
そしてそんな空飛ぶウォーリーのことを宇宙船内から見つけた2人が、偶然にもウォーリーが道中で出会った唯一の2人だったとは、これはまさに運命ですね✨
手が触れ合うことで、長年忘れかけていた、あるいは初めての感情に、2人でハッとなるシーンが最高でした(*´ω`*)💕
地球に興味関心が止まらない艦長もなかなかおもしろかったてすね🌎️💕
土に種を植えるとピザが育つという誤った情報を習得しており、少し心配になりましたが🌱🍕笑
そしてついにBURN・Eが登場!!

イヴがそのドアから勝手に入ったがために、バーニーがあんな目にあってしまうとは、このシーンだけ見ているときは知るよしもありませんでしたね(*_*)笑
夜のプールではエミリーとジョンが仲良く水遊びをしていて、ウォーリーがきっかけでまた1つ良い変化が起きていてうれしくなりました🤖💕

水の掛け合いを注意するロボットが、水を掛けられて1発で壊れたのがおもしろかったです 笑
そして、さっきまではいつも通りが良かった艦長が、地球儀とアクシオムのおもちゃでごっこ遊びをし始めていたことから、艦長の気持ちが地球に帰りたいという方に向いてきていることが伺えます🌎️✨
ちなみにその地球儀は上と下が物理的に繋がっておらず、とてもハイテクな地球儀であることが分かりますね🌎️💡✨
そしてイヴが自分の記録していた映像を見て、自分がスリープモード中にウォーリーがどれだけ自分を大切にしてくれていたかを知るシーンは、自然と涙が溢れてきます(;_;)

そこで急にウォーリーのことが愛しくなるイヴ…ここが、2人が相思相愛になった瞬間でしょう🍀
そして植物に水をあげたことで地球に戻らなきゃという覚悟が芽生え、急に艦長らしくなる艦長がかっこよかったです🌱✨
しかしBNLからオートーパイロットに極秘の命令が下されていたとは…だからイヴの植物を盗んで、勝手に捨てようとしていたんですね。

だけど艦長も艦長で、毎日の朝礼だけが日課の日々に退屈していたのでしょう!
“私は生き残りたいんじゃない!生きたいんだ!!”
これは今作の中でも、かなりの名言ですね✨
だけどオートに反乱される艦長。

オートに電撃で基盤を攻撃されているウォーリーの姿を見るのが辛くてキツかったですね…

しかしこの“人工知能による反乱”もまた、いつかの未来できっと起こることなのでしょう……
アクシオムのゴミステーションに巨大なWALL・Eがいるとは驚きでしたね🤖
そこで瀕死状態のウォーリーと、それを必死に助け出そうとするイヴの姿が、今までの2人の関係性とは逆になっていて、とても胸を打たれました。
それはイヴが過去の映像を見て、ウォーリーが自分を助けてくれていたことを知ったからなのでしょう。
ゴミ処理用の巨大な扉が閉まるギリギリでモーがやって来て、見事に挟まってピンチを脱却するシーンは、PIXARファンなら『TOY STORY 2』でのMr.ポテトヘッドの大活躍を想起せずにはいられませんね🥔🎩✨


その後大きいWALL・Eがウォーリーのことを照らしていたのが、仲間想いで感動しました🤖
そしてウォーリーの基盤を必死に探すイヴの姿にも胸を打たれましたが、その後 植物を見て、そのまま投げ捨てたイヴにも衝撃を受けました🌱
これじゃあまるで最初のイヴとは別人です。
そして手を繋ごうとウォーリーに手を差し出すイヴ。
ウォーリーと出会って、イヴが大きく変化したことが分かるシーンです。
だけどそんなイヴの手を払いのけて植物を拾いに行くウォーリーもまた、イヴと出会って変わったのが分かります。
おそらくウォーリーは、イヴが今までずーっと大切にしていた植物を守ることが、イヴにとっての幸せだと思ったのかもしれません。
そしてイヴの動機が、“壊れたウォーリーを救うために地球に戻る!”へと変わり、ここからさらに熱い展開になっていくところが最高におもしろかったです❗️

カメラに銃を向けたイヴの姿が新たに指名手配写真になってしまいますが、そんなウォーリーの存在に気づいて音楽を鳴らし始める、欠陥のペイントロボットがまた熱かったですね🎶❗️
自分を助けてくれたウォーリーが鳴らしていた音楽をちゃんと覚えていたところが最高です🎶
そしてそのウォーリーの音楽に気付いた、ウォーリーに助けてもらった欠陥ロボットたちが、次々とウォーリーとイヴに加担する展開が、もう熱すぎる❗️

王道少年漫画のようで最高な展開ですね🔥❗️✨
イヴとウォーリーの前に立ちはだかる無数の敵ロボットたちを、その欠陥ロボたちが倒していくところがものすごく好きです❗️
特にマッサージ機の欠陥ロボットがとんでもない強さで、あいつを敵に回してはいけないと思いました💥❗️
そして艦長もなかなか頭脳派なようで、いろんな回線やアイデアを駆使して、オートに対抗していたのが凄くてカッコ良かったです✨
そしてホロディテクターを作動させると、プールエリアにアクシオムの住民が全員集められるところが、なんだか全校集会みたいでおもしろいなぁと思ってしまいました 笑
オートがアクシオムを傾けることでみんな椅子から落ちてしまい、全校集会は大変なことになってしまいますが、そこであのジョンとメアリーが協力して子どもたちを救い出すシーンには、すごく人間の本能的なパワーを感じましたね👪️💕


そして基盤が損傷し息も絶え絶えなウォーリーが、ホロディテクターを必死に支えて、しかし足を滑らせてしまい押し潰されてしまうシーンは、もう胸が締め付けられました……
このシーンは毎回観る度に、本当に胸が痛いように感じます…
そんなウォーリーの姿を見たイヴの気持ちを思うと、胸が張り裂けそうです…
そしてそんなウォーリーの勇姿を見てついに自らの足で立ち上がる艦長!!
これはすごい第1歩であり、艦長が立ち上がりながらオートに挑むシーンは、プールエリアのみんなの応援も相まってとても胸熱でしたね🔥❗️
そして見事にオートに打ち勝って、ドヤ顔でハンドルを切る艦長がかっこよかったです✨
だけど肝心のウォーリーはまだ潰れたままで、すぐさまウォーリーのもとに飛んでいくイヴの姿にグッときました。
そして外来の汚染物質を見つけるのが得意なモーが植物を見つけ、みんなで次々とリレーして植物をイヴに届けていくのを見て、アクシオムの住民が自らの足で立って他者と協力している姿に、ものすごく大きな第1歩を感じましたね。
そして素早く植物をホロディテクターにセットするイヴですが、その動機は“命令”ではなく、“ウォーリーに生きていてほしい”という気持ちだったのが、冒頭の彼女との大きな変化を感じてさらに胸を打たれました。
そして無事に植物をホロディテクターにセットできたものの、ウォーリーはほぼ瀕死状態ですごく胸が痛むのに、
同時にアクシオムが地球までのハイパージャンプのカウントダウンをするものだから、これは“悲しみ”と“緊迫”の板挟みのシーンになっており、こんな感情になるシーンを体験したのはこれが初めてです!!
そしてハイパージャンプ中にイヴがウォーリーの名前を叫びながら画面がブレるという演出がありましたが、これは映画の最初にイヴが植物を見つけてスリープモードになった時に、ウォーリーがイヴの名前を叫ぶシーンで画面がブレていたのと対になっているシーンで、これまたすごい描写をするなぁと感動しました。
そしてアクシオムが地球に着いた瞬間イヴが飛び出し、ウォーリーを助けるために家で素早く修理する姿に胸を打たれましたね。
1度しか来たことがない場所なはずなのに、そこから必死にパーツを見つけて修理する姿に、イヴからウォーリーへの愛を感じました。
すべてを修理し終えた後、ウォーリーを外に持っていって太陽光発電をするのではなく、レーザーで天井に穴を開けたところに、イヴの一刻も早くウォーリーを助けたいという気持ちが表れていてさらに胸を打たれました。
そして無事に動き出したウォーリーですが、そのウォーリーの姿を見て、“あ…感情が宿っていない……”と分かる描写になっていたのがすごすぎましたね…
なぜ我々はあのウォーリーの姿を見て、感情が無いと分かるのでしょう…
その違いを描ききったPIXARのアニメーターさんが凄すぎると思いました。
残念なことにウォーリーは初期化されてしまい、イヴの手を見ても全く無反応なウォーリーの姿をにとても切なくなります…

ずっと大事に集めてきた宝物をゴミ処理したり、ゴキブリを踏んでも気にも止めなかったり…完全にウォーリーが初期化されてしまったことが分かり、この後どうストーリーを展開するんだろうと不安になりましたね…
“無反応で命令に従い続けるウォーリーに、必死に想いを伝え続けるイヴ”という構図は、今作の冒頭での2人の立場がまるっきり入れ代わっていて、その対比された描写がすごすぎました。
そしてウォーリーが自我を取り戻すきっかけは、やはりイヴからのキスなのですね🌼
今度は先ほどと逆で、ウォーリーに感情が戻ってくることが見ただけで分かる描写になっており感動しました🤖✨
ついに相思相愛で手を繋ぐことができたウォーリーとイヴの姿に、心がじんわり温かくなりましたね(*´ω`*)🌼

そんな2人を見守るウォーリーに救われたロボットたちも、そのロボットたちに“イッテ!イッテ!”というモーもかわいかったです💕

そしてウォーリーが見つけた植物を土に植えた艦長たち🌱
ここでもピザが育つのを楽しみにしている艦長がおもしろすぎますが、これは人類にとっても地球にとっても、ものすごく大きな1歩を踏み出した瞬間ですね🌱☀️

そのすべてのきっかけとなったのは、地球に残されたたった1台のゴミ処理ロボットだったというのが、またおもしろくて感動的です🤖✨
今作は広い目で見れば未来の地球について考えるきっかけをくれる作品であり、
だけど具体的なところでは、ウォーリーの純粋さだったり、誰かを大切に想う気持ちだったり、今まで毎日当たり前に繰り返してきた生き方を変えてみるだったり…
色んなメッセージが込められていて、とてもすごい作品だなと思いました🎥✨
小さいときはここまでのことは感じられなかったので、そういう意味でもすごく楽しみがいがある映画ですね(*^O^*)🎥💕
ぼくもウォーリーのように純粋に生きていきたいし、地球のことももっと大切にしようと思わせてくれた映画が今作『WALL・E』なのでした🤖🌱🌎️☀️💕

ということで今回は、2008年に公開されたPIXARの9作目の長編映画、『WALL・E (ウォーリー)』について語り尽くしてきました🤖🌱👟🌎️🤝🚀❗️
今作はエンドクレジットまでお話が続いていて、本編のその後の地球がどうなったのかが描かれているのがおもしろかったですね🌎️🌱
火を起こしたり井戸を掘ったり、魚を獲ったり建物を造ったり…アクシオムのみんなとロボットが協力して見事に生きて抜いていて、本当にすごいなぁと思いました🌱🌎️✨
ちなみに魚を獲るシーンでは、『FINDING NEMO (ファインディング・ニモ)』に登場したクマノミや海ガメが描かれていましたが、これは今作の監督がニモと同じアンドリューさんだからかなぁと思ったりしましたね🐠🐢📣
地球は緑や花が生い茂るほどに蘇り、その景色の中をウォーリーとイヴが手を繋いでデートしていたのが最高でした🤖💕

なんてハッピーエンドな映画なんだろう(*´ω`*)🎥☀️
そしてそんなウォーリーとイヴが見上げている巨木の根っこは、あの“靴”から出ており、そこでもさらに感動しましたね🌱👟
ウォーリーとイヴが必死に守ったあの植物が、こんなに立派な木に育ったんだと思うと、ものすごく感慨深かったです🌳✨☀️
その後のエンドクレジットでは、ドット絵のウォーリーたちがちょこちょこと動いていて、そのどれもがほっこりでかわいかったですね🤖💕
そして最後のPIXARロゴでもビックリなサプライズが💡❗️
いつものようにPIXARロゴが出てきて、これで終わりかぁなんて観ていると、なんとルクソーJr.の電球が切れて、それをウォーリーが交換しに来てくれるじゃないですか🤖💡❗️
しかもその後ウォーリー自身が“R”を担当するとは、最後までニヤニヤが止まらない『WALL・E』なのでした(о´∀`о)🤖💕
PIXARは楽しませ上手で本当にすごいなぁ💡✨
今日もしばうさ.netにあそびにきてくれて、どうもありがとう*
この映画を50年後や100年後、あるいはもっと未来の人たちが見たら、どんなことを感じるんだろう…
“今の地球は本当にこの通りになってきているよ!この映画は未来を言い当てていて怖い!!”なんてことにはならないでほしいなぁと思います🌎️
そのためにも、我々はこの美しい地球をよりいっそう愛し、地球に感謝しながら暮らしていくのが、自然と地球を大切にすることに繋がっていくのかなぁと思いました🌎️☀️


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