【レビュー】PIXARファンが語る『ELio (星つなぎのエリオ)』感動&大興奮のストーリーと、カラフルで美しすぎる宇宙の創造世界が織り成す、完成度が高すぎるPIXAR最新作🌟🚀👾🛸✨❗️【感想、評価】


今日もしばうさ.netにあそびにきてくれて、ありがとうございます*
ぼくは“PIXAR”が大大大好きな、生粋のPIXARファンです(*≧∀≦*)💕💕
なので今回はタイトルにもある通り、
2025年に公開されたPIXARの29作目の長編映画、『ELio (星つなぎのエリオ)』について語り尽くしていきたいと思います🌟🛸👾❗️

結論から言うと、8月1日の劇場公開日に朝一で観てきましたが、はっきり言って最高すぎましたね(ToT)🌟✨
しかし最近のPIXARは前作の『INSIDE OUT 2』こそ大ヒットならぬ“大ホームラン”の興行成績を叩き出したものの、
それ以前の続編ではない、いわゆるオリジナル作品たちは、興行収入という点では大変 苦戦を強いられてきました。
もちろんすべてのPIXAR作品を観ているぼくからすれば、とても失敗と評さなければならないような作品は1つもなく、どれも完成度が非常に高いのですが、
そんな素晴らしすぎる内容なのに、映画館に観に行く人が少なかったという現状に、とても悲しく思っているのです。
興行収入的にふるわない要因は、制作費があまりに莫大すぎて、それを上回る黒字を得るためのハードルがとてつもなく上がってきているからなのか、
(※ちなみに今作の制作費は約2億ドル → 2025年の夏 現在の日本円で約3億円)
それともポスターやCMなどが、人々の心に刺さりきっていないからなのか、
明確な理由の真相はぼくにはわかりかねますが、ただひとつ、
映画の内容は本当にすばらしいのに、PIXARが正当な評価を得られていないことが、小さい頃からPIXARで育ってきたぼくとしては、とても悔しくて悲しいのです。
実際に2022年に公開された『LIGHTYEAR (バズ・ライトイヤー)』は興業成績が思うようにふるわず、その結果LIGHTYEARの監督とプロデューサーは、なんとPIXARから解雇されてしまいました。
【悲報】『LIGHTYEAR』の監督とプロデューサーがPIXARを解雇されてしまい、あまりにショックすぎるお話[レイオフ]
このままPIXARの苦戦が続けば、いずれは廃業してしまい、PIXARの新作映画を観られなくなってしまう可能性もあります。
そんな未来は絶対に避けたい!
そんな中で公開されたのが今回の『ELio (邦題:星つなぎのエリオ)』ですが、正直な気持ちをいうと、またしても興行収入的に失敗しそうな雰囲気がものすごくするんですよね。
ぼくはPIXARがどんなときも素晴らしいストーリーと映像を届けてくれていることを知っているので、一切の不安もなく、ただただ楽しみと期待の気持ちだけを持ち合わせて公開を楽しみにしていましたが、
ぼくのようなPIXARファン以外の方々に、果たしてこの映画をどれだけ観たいと思ってもらえるかと言われると、正直難しそうと感じてしまうのです。
そんな懸念を感じてしまう理由の1つ目が、邦題タイトルである『星つなぎのエリオ』です。

このタイトルだけで、“映画館に観に行きたい!”となる方は、果たしてどれだけいるのだろうか…
邦題タイトルを聴いただけだと、どんな映画か伝わりづらいのではないかという懸念がまず1つあります。
そしてもう1つの懸念が、主人公“エリオ”のキャラクターデザインです。

あらかじめ伝えておきたいのですが、ぼくはこのエリオのキャラクターデザイン、けっこう好きです。
ですが!!
それはPIXARファンのぼくだからある程度の許容があって魅力を感じられているのかもであって、ぼくのようなPIXARファンでない方がこのエリオのキャラクターデザインを見て、
果たして興味を持っていただけるのだろうかといわれると、これまた少し疑問が残ってしまいます。
よくわからない衣装を身にまとった片目眼帯の男の子が、どれだけの人の心に刺さるのか、ぼくは懸念しています。

どうかたくさんの心に届きますように🌟
昔はPIXAR映画といえば、公開日にはたくさんの人が劇場に観に来ていた記憶があるのですが、最近のPIXARはそのような勢いはなくなってしまったので、ぼくは寂しいんですよね(;_;)
『TOY STORY 4』でたくさんの方々の期待を悪い意味で裏切ってしまったのが響いているんですかね…
ぼくは『TOY STORY 4』も嫌いではないですが…

【恐怖】『TOY STORY 4』は予告とセットで観なければ完成しない。【Both Sides Now】
こんな感じでとにかくぼくは今作の『ELio (星つなぎのエリオ)』の興行成績が少し不安なのです…
ということでここまで、今作『ELio』がPIXARの中ではどのような立ち位置の作品なのかをお伝えしてきましたが、
ここからは映画の具体的な感想をネタバレありで語り尽くしていきたいと思います❗️
『ELio』の初報はさかのぼること2022年のD23 Expo(ディズニー作品のファンイベント)で初披露されました🌟✨🎶

こちらはその時のイメージイラストです✨
真ん中の少年の名前がそのまま映画のタイトルになっているということで、さぞこの少年に注目して観てもらいたいのだなぁと、とてもワクワクしたのを覚えています🌟❗️
PIXARで主人公の名前がそのままタイトルになっている長編映画は今作の他に、『WALL・E (ウォーリー)』『LUCA (あの夏のルカ)』『LIGHTYEAR (バズ・ライトイヤー)』があり、
今作は主人公の名前がそのままタイトルになるPIXARで4作目の長編映画ということになります🎥✨



ちなみにこの時のELioの公開予定日は2024年の春を予定していたのですが、その後延期が発表され、結果的にはそれから1年半後に公開されることになりました🎥
その間タイトルも『eLio』から今の『ELio』に変更されましたね🌟

もともとは“e”が小文字でした✨

その延期もあって待たされた分、ぼくとしてはようやく『ELio』を観ることができて最高に幸せという喜びも大きいです(*^O^*)☀️
ぼくは観たいと思った映画は、出来る限り前情報を遮断して映画館に望むので、今作のELioも当然、ほぼ前情報なしで観ました!
まず最初にも眼帯をしていないエリオを観たときに、“かわいい”と思いましたね💕
たけど心の内にはとんでもない寂しさや辛さを抱えていて、一気に引き込まれました。
本音としては、エリオが両親を亡くしたことにより、どれだけ孤独感を感じているのかという描写がもう少し多い方が、よりエリオの寂しさに共感できたかなぁと感じましたが、
そのシーンが多くなかったことで、物語がどんどんサクサクとスムーズに進んだので、忙しい現代人にはこのような見せ方もありなのかなぁと思いましたね🎥
そしてエリオが宇宙に夢中になるきっかけとなった、“ボイジャー号”とそれに内蔵されて宇宙を旅している“ゴールデンレコード”🚀💿️❗️✨
これ、なんておもしろ設定なんだろうと感動したのですが、観終わってから調べたらなんと、過去に実際に本当にあった取り組みだったんですね❗️
1977年に、無人惑星探査機ボイジャー号がゴールデンレコードを積んで宇宙に打ち上げられ、それは今も返事がないまま、宇宙を旅しているそうです!


映画で観たまんまのデザインですね💿️✨
映画の途中とラストシーンで2回、カール・セーガン博士の“宇宙には私たちしかいないのか?我々は孤独か?”というメッセージが流れましたが、
それは原語版では本当のカール・セーガン博士の肉声が使われているんだそう!
この驚きの背景を知って、なおさらぼくはエリオに対する感動が増幅しました🌟✨

つまり今作『ELio』は、人類が過去に“宇宙には私たちしかいないのか?我々は孤独か?”という疑問をもって打ち上げられたボイジャー号のメッセージに対して、
“もしも宇宙から応答が来たら!?”という世界線の物語なんですよね🌟❗️
主人公エリオは地球に自分の居場所を見いだせず、自らエイリアンに“誘拐してくれ!”とアピールしていたのが、斬新で面白いなぁと思いました🌟


『ELio』の初報では、エリオが地球のリーダーと“間違えられて”宇宙人から拐われるというストーリーが発表さていましたが、
実際にはエリオが“自ら”宇宙人に拐われたいという風に変更されていて驚きました!
これは途中で監督が変わったことに起因しているそうで、当初は『COCO (邦題:リメンバー・ミー)』の共同監督である“エイドリアン・モリーナ”さんがメガホンをとっていたのですが、
途中で『TURNING RED (邦題:私ときどきレッサーパンダ)』の監督とストーリーボード・アーティストだった2人に監督が受け継がれたことで、ストーリーも変更になったそうです✨

他にも変更になったストーリーとしては、最初はエリオの保護者は母親だったところを、2人の新しい監督が“叔母”に変更。
その理由として、“母親だったら、結局はエリオといるんだろうなぁと観ている人に思わせてしまうが、
叔母だったら、もしかしたらエリオとは別々の人生を歩むかもしれないという選択肢を感じられるから”というもので、なるほど天才!と思いました!
さらに叔母になることで、自分の元々の人生設計にはなかった存在に心が追い付かなくて戸惑うという描写も加えられるため、よりストーリーに説得力が増したのだなぁと感動しましたね!
映画を観ているときのぼくはまさに新しい2人の監督の思惑通りにストーリーを観ていたので、よりドキドキしながら、エリオと叔母さんの関係を応援していました📣

そしていよいよ物語が興奮を帯びてくるのはやはり、エリオが雨の中キャンプ場から1人逃げ出す場面ですよね!
あそこのシーンは暗くて、雨も降っていて、少年たちに追いかけられて、いよいよエリオが精神的に追い込まれてきているとドキドキしながら、
叔母さんの宇宙センター内では謎の生命体の存在によりあらゆる電子機器がおかしくなり、“これから何かが始まる!!”と本当に興奮しました!

そしてエリオがもうちょっとで殴られてしまうというところで、宇宙からの救済が現れるシーンは、もうめちゃくちゃ圧倒されましたね❗️✨

そしてエリオが喜びながら宇宙には誘われた後は、今までの暗くて退屈だった地球の描写とは一変!
よりカラフルで透明感がある舞台になり、とても胸が踊りました(*^O^*)🎶
宇宙の各星のリーダーたちが集う“コミュニバース”は、その圧倒的な美しさに、誰もが息をのんだのではないでしょうか🌟✨

コミュニバースを目の前にしたエリオ!

あまりにも美しすぎるコミュニバース
コミュニバースという空間は、今までのPIXARが描いてきた宇宙という概念を、圧倒的に越えてくるものでした🌟🌈✨
今までPIXARが宇宙を舞台に描いた作品は、『WALL・E』と『LIGHTYEAR』がありますが、2作品ともどちらかというと、リアル描写の宇宙に表現がとどまっていました🚀✨
それはそれで素晴らしく美しいのですが、今作『ELio』が描いた宇宙は、リアルというよりもファンタジーの創造世界であり、
だれも見たことがないような“コミュニバース”という美しすぎる空間が目の前に広がっていて、本当に感動しましたね。

このような、実際には存在していないであろう世界をまるごと作ってしまうところは、PIXARの『COCO (邦題:リメンバー・ミー)』の死者の国や、『SOUL (邦題:ソウルフル・ワールド)』の魂の世界を思い出しました💀🎸✨


そんな美しすぎるコミュニバースのサポート役である“ウゥゥゥゥ”は、とってもかわいくて魅力的なキャラクターでしたね(о´∀`о)💕

重力を操ったり体温を調節することができる“コミュニディスク”というアイテムを授けてくれて、とってもハイテクなのに、
かと思ったら口から“グロープ”と呼ばれる謎のドリンクを吐き出したりと、ユーモアたっぷりで終始 愛しいエリオの味方でした💕
ちなみにこの“ウゥゥゥゥ”は、PIXAR初の試みとなる技術で生み出されたキャラクターだそうで、このキャラクターを表現するのに実はものすっっっごい技術が使われているんだそう!✨
そんなウゥゥゥゥの他にも、コミュニバースで暮らしている各星の大使たちもみんな魅力的で、とてもワクワクしました(*^O^*)💕🎶


ちなみにエリオたちが乗っているこの乗り物が、終始コンタクトレンズに見えて仕方なかったです 笑
ヘリックス大使がいつも手に持っていたドロッとした謎の飲み物、“グロープ”がなんだかおいしそうで、飲んでみたいなぁと思いましたね🍹✨

ヘリックス大使と謎の飲み物“グロープ”
そこからエリオが突然、恐ろしい武器を持ったグライゴンと交渉するという流れがまた、意外な展開でおもしろかったです!
グライゴンが宣戦布告をしたグランド・アセンブリー・ホールという場所のデザインが、複数の眼から見つめられるようなつくりになっていて、思わずゾッとしましたね👁️👁️👁️


ちなみに上のピンクでふわふわのキャラクターは、渡辺直美さんが日本語版と英語版の両方を演じた、“オーヴァ大使”です🎙️✨
エリオとグライゴンの交渉は当然うまくいきませんが、そこでエリオが偶然、グライゴンの息子の“グロードン”と出会うことで、結果的に交渉がうまくいってしまうというところが、これまたおもしろいなぁと思いましたね🎶✨

グロードンは人質という役回りなのにエリオと仲が良いし、グライゴンは息子がこちょこちょをされるだけで取り乱してしまうほどに息子を溺愛していているしで、そのユーモアのバランスが見事すぎました❗️✨

そしてみなさんも感じたと思いますが、グロードンがあまりにかわいすぎしたよね(о´∀`о)💕

監督によるとグロードンは、見た目の気持ち悪さと内面の優しさのギャップとバランスを表現するのが非常に難しかったと語っていましたが、それが見事に達成されて、とっても魅力あふれるキャラクターだなぁ思いました💕✨

最初は怖いと思ったのに!
あんなにかわいいグロードンの日本語版の声優さんをよく見つけたなぁと、制作陣のみなさんに感謝です🎤✨
ちなみに余談ですが、このグロードンのデザインが、『MONSTERS, INC.』に登場した、子どものモンスターにどこか似ているなぁと思いました!💡
ブーといっしょに“マイク・ワゾウスキ!”としゃべっていた、マイクの手を思いっきり噛んじゃうあの子どものモンスターです!
色も見た目も、そしてかわいさまでそっくりで、瓜二つだなぁと思いましたね💕✨

グロードンのかわいさは、今作の大きな魅力です💕✨
そしてエリオとグロードンが出会ってからは、PIXARお得意の“バディムービー”になったことも、とても驚きの展開でした!
バディムービーとはいわゆる主人公が2人いる作品のことで、PIXARはウッディとバズの『TOY STORY』や、マックィーンとメーターの『Cars』など、数々のバティムービーを世に送り出してきましたが、
今作がまさかエリオとグロードンのバティムービーになるとは、とても興奮しましたね❗️

ELioで最高なシーンの1つ❗️
ふたりは似たような孤独を抱えながら、自分の居場所を探している子どもという点で、みごとに共通点があり、
そんなふたりがわずかな時間で心を許し合い、いっしょに楽しそうにはしゃぐ姿は、気づいたらこちらまで笑顔になっていました(*´ω`*)💕



映画の冒頭の夜の浜辺で、エリオのクラブに入りたがったふたりの少年が、手と腕を巧みに動かしてふたり独自の挨拶をする場面がありましたが、
そんなふたりだけが知る挨拶を、エリオとグロードンも生み出していっしょにやっているのを見たときには、なんともいえぬ幸福感がぼくを包みましたね💕


あんなに長い挨拶をふたりで息ぴったりでやれるようになるなんて、お互いに自分の居場所を見つけたんだなぁと感動しました🌟✨
そのあと泣いているエリオにグロードンが触れながら、“ぼくはエリオのこと好きだよ”と言ったところが、すごく純水で伝わるなぁと胸を打たれましたね🍀
そしてグロードンが泣くときは、目がないので口から涙をドバドバと流していて、グロードンに共感する切なさと、だけど絵的におもしろすぎる感情が入り交じって、とても不思議な気持ちになりました(;_;)笑
グロードンが赤い宇宙船の中で、自分のまゆでエリオと自分の人形を作って遊んでいた姿が、愛しすぎましたね(*´ω`*)💕
そしてぼく的なこの映画の大きな感動ポイントは、エリオの叔母さんのオルガも、グロードンのパパのグライゴンも、わが子が本物ではないことにすぐに気づいていたこと。
このシーンは、ものすごく感動しましたね。
あぁ、親って、見た目は同じでも中身が自分じゃないってことを、見抜いてくれるんだ…と。
PIXARと密接な関係にあるスタジオジブリの代表作、“千と千尋の神隠し”では、息子の姿が変わってもそれに気付けない湯婆婆が描かれていますが、今作のELioではそれと対照的なシーンを描いたんだなぁと思いました。


実は見抜いていたオルガ叔母さん
なのでオルガが砂浜でエリオと同じやり方で、“あの子を返して”と宇宙にメッセージを送っていたシーンは、涙が溢れました。
そしてエリオとオルガがお互いに本心を伝え合い、抱きしめ合うシーンは、とてもうれしくて、とてもあたたかかったです🌼

そしてここから、物語はフィナーレに向かって大興奮の加速度を高めていきます❗️
これはPIXARが最も得意としている演出で、映画の最後にドデカイ試練を主人公に課すのです❗️

いよいよ白熱のフィナーレ❗️

興奮のラストが始まります❗️
まずこの空軍基地の入り口を見張っている男性が、“リトルグリーンメン”と発したことに、ぼくとしては大興奮❗️

その男性にクローンエリオが襲いかかるという、気持ち悪くておもしろいユーモアたっぷりのシーンから始まり、
基地に潜入後、宇宙船の中でエリオたちが職員たちに見つかった時に、オルガがエリオだけに伝わるように“エリオ語”を話したシーンが、とても感動でした✨
エリオは実の両親だけが“エリオ語”を覚えて使ってくれていたと言っていましたが、オルガもエリオのことを心から想っていることが伝わってくるシーンでしたね🌼
だけどその緊迫した状況でエリオが、ヘルメットのエリオ語を訂正していておもしろかったです 笑
そして映画の最初では喧嘩していたエリオとオルガが、赤い宇宙船の中で協力して迫り来る宇宙デブリを避けて、コミュニバースへと突き進むシーンは、もう胸熱すぎましたね🚀🔥✨
“あの二人が協力して、しかもエリオが宇宙船を操縦できるようになってる(;_;)”と感動しました✨
そして無線で地上に助けを求めて、エリオをいじめていた少年ブライスが協力してくれる展開もまた胸熱❗️

そして、みんなに変人扱いされていた無線マスターの“メルマック”が再び登場❗️

圧倒的な知識と頭の回転の速さでエリオたちをサポートする姿は、めちゃくちゃ頼もしくて最高にかっこよかったです!
途中で興奮しすぎて、自分の顔に自らドリンクをぶっかける様も最高すぎましたね(*´艸`*)🍹笑

そんなメルマックの人脈のおかげで、地球の世界各国からエリオの宇宙船に応援の通信が次々と入ってくるシーンが、とても感動でした🌏️🚀
そしてラストシーン、グロードンの冷えきった体を温めるために、自らの装甲を破壊し、体温とまゆでグロードンを包み始めるグライゴンの姿に、胸を打たれましたね。
グライゴンが身に付けていた屈強な鎧と、本当は柔らかな実体の関係が、
まるで理想の父親像と、だけど中身は本当は弱くて怯えているんだよという関係を非常に分かりやすく描いているようで、とても良い描写だなぁと思いました。

そしてラストシーンのエリオは、今までの勇気を認められ、ついにコミュニバースの一員としての勲章を授かり大喜びし、ついに夢が叶いましたが、


そんな嬉しそうなエリオを、何も言わずに見つめるオルガの表情がとても切なそうだったところが、とてもリアルで良かったとぼくのおくさんが言っていました。
子どもから見た理想の親の像として、自分の幸せを願っていくれている親という像があると思いますが、
親の本心としては、子どもの幸せを願っているのはもちろんだけれど、できることなら子どもとなるべく近くで、いっしょに生きていたいという気持ちもあるのではないでしょうか。
子どもが幸せならそれでいい、だけど、いっしょにいたいという気持ちもある。
どちらか一方の気持ちだけを持つというのは、なかなか簡単なことではないと思います。
そんな複雑な親心を、ラストシーンのオルガの切なそうな表情から感じられて、とても良かったとおくさんは言っていました。
それを聴いてもぼくも、確かにと感動しましたね。


翻訳できるコミュニディスクが壊れたのにも関わらず、最後にエリオとグロードンが抱きしめ合うシーンでエリオが、“ぼくも大好きだよ”と言ったのが、言葉が分からなくても気持ちが通じているようで、とても胸がぎゅっとなりました。
オルガ叔母さんと心を通わせたことで地球にもエリオの居場所ができて、最後には無線クラブの少年ブライスといっしょにグロードンと通信で話していたのが、とてもハッピーエンドでよかったなぁと思いました❗️

ということで今回は、2025年に公開されたPIXARの29作目の長編映画『ELio (星つなぎのエリオ)』について語り尽くしてきました🌟🚀👾🛸✨
今作は感動するポイントが随所にあって、それがまた良かったねとおくさんと感想を語り合っていたのですが、
ELioは涙が込み上げてくるシーンが何度もあり、タオル必須の映画だなぁと感じましたね(;_;)✨
今作のテーマは“孤独、そのままでいていいんだよ、親心、勇気、多様性”などなどいろんなテーマを感じられましたが、
それを壮大な宇宙という舞台で興奮と感動とともに感じられて、本当に最高な作品でした❗️

これはまたすさまじい作品を作ってくれたなぁと、PIXARには感服でございます💡✨
見終わった後、すぐに“もう1回観たい!”と思える愛すべき作品に出会えて、ぼくは幸せです(*^O^*)🌟✨
『ELio (星つなぎのエリオ)』は、制作過程で監督交代や公開日延期などの試練を越えながら、こうして無事に日本でも公開してくれたことに、感謝するばかりです✨
『ELio (星つなぎのエリオ)』は紛れもなくこの夏の、最高のエンターテイメントの1つだと思いました(*^O^*)🌟🚀👾🛸✨❗️
今日もしばうさ.netにあそびにきてくれて、どうもありがとう*
こんなに最高な作品が、世界で適切な評価がなされることを願って止みません🌟🚩
日本でもたくさんの方がELioを観てくださって、PIXARの魅力を感じてもらえたらうれしいなぁと思っています(*^O^*)🌟🚀👾🛸✨❗️
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