【レビュー】PIXARファンが語る『Cars TOON (カーズ トゥーン)』全15作品を一気にレビュー!カーズの世界を舞台にした、バラエティ豊かで楽しい短編映画たち🏎️☀️【感想、評価】


今日もしばうさ.netにあそびにきてくれて、ありがとうございます*
ぼくは“PIXAR”が大大大好きな、生粋のPIXARファンです(*≧∀≦*)💕💕
なので今回はタイトルにもある通り、
2008年から2014年に渡って公開されたPIXARの短編映画、『Cars TOON (カーズ トゥーン)』について語り尽くしていきたいと思います🏎️☀️
『Cars TOON』は正確には2つのシリーズがあります🎥✨
1つ目は『MATER’S TALL TALES (メーターの世界つくり話)』

そして2つ目は『Tales from RADIATOR SPRINGS (ラジエーター・スプリングスの仲間たち)』

それぞれの作品数は、『MATER’S TALL TALES (メーターの世界つくり話)』が全11作品、『Tales from RADIATOR SPRINGS (ラジエーター・スプリングスの仲間たち)』が全4作品の、合計15作品あります🎥💡✨
これはなかなかすごい数ですね❗️
なので当然PIXAR作品ではこの『Cars』シリーズが、最も多い作品数を誇るシリーズとなっています🏎️🏁🏆️
それぞれのシリーズの時系列を整理すると、『MATER’S TALL TALES (メーターの世界つくり話)』は基本的にはCarsからCars 2の間のお話で、『Tales from RADIATOR SPRINGS (ラジエーター・スプリングスの仲間たち)』はCars 2からCars 3の間のお話となっています🎥💡☀️
そしてありがたいことにこの『Cars TOON』シリーズは、最後の1作品以外すべて、ディズニー公式YouTubeチャンネルで観られるようになっており、PIXARファンとしてはすごくうれしいですね(*^O^*)🚩🎶✨
アップロードされたのが2014年頃なので画質はそこまで良くはないのですが、それでもPIXARの作品を無料で楽しめるというのは、それだけでありがたいです🎥🎶✨
それにスマホの小さな画面で観る分には、画質は綺麗で特に気になりませんからね📱🎥✨
ディズニー公式YouTubeチャンネルにアップロードされている作品はもれなくこの記事に載せさせていただいておりますので、ぜひ感想とご一緒にお楽しみください(*´ω`*)🎥🎶🚩
さらに『Cars TOON』の日本語版はもっと贅沢で、英語版ではマックィーンの声を本編とは違う方が担当しているのですが、日本語版は本編と同じ土田大さんが担当してくださっているのも最高です🏎️🎙️✨
やはりキャラクターの声が変わると、作品への没入感が一気に激減してしまいますからね!
ちなみにこの『Cars TOON (カーズ トゥーン)』という名前は、アメリカではお馴染みの、主にアニメ漫画を指す言葉である『CARTOON (カートゥーン)』に掛けていると思われるので、そこがまたユーモアがっておもしろいなぁと思いました📺️🎶
ということで、ここからは各作品の感想を綴っていきたいと思います🏎️🏁🏆️☀️
目次
- 1 『 MATER’S TALL TALES (メーターの世界つくり話)』
- 1.1 01.『 RESCUE SQUAD MATER (レスキューチーム メーター)』
- 1.2 02.『 MATER THE GREATER (メーター ザ・スタントカー)』
- 1.3 03.『 EL MATERDOR (闘牛士メーター)』
- 1.4 04.『 Tokyo Mater (メーターの東京レース)』
- 1.5 05.『 UNIDENTIFIED FLYING MATER (UFM 未確認飛行 メーター)』
- 1.6 06.『 MONSTER TRUCK MATER (モンスタートラック メーター)』
- 1.7 07.『 HEAVY METAL MATER (ヘヴィメタル メーター)』
- 1.8 08.『 MOON MATER (ムーンメーター)』
- 1.9 09.『 MATER PRIVATE EYE (名探偵メーター)』
- 1.10 10.『 AIR MATER (飛行機メーター)』
- 1.11 11.『 Time Travel Mater (タイムトラベル メーター)』
- 2 『 Tales from RADIATOR SPRINGS (ラジエーター・スプリングスの仲間たち)』
『 MATER’S TALL TALES (メーターの世界つくり話)』

『MATER’S TALL TALES (メーターの世界つくり話)』は全11作品ありますが、ストーリーの進み方は完全にパターン化されており、いわゆる“お決まり”な作品群になっています 笑
いつもガチな作品しか作らないPIXARにとってはとても挑戦的で、かなりゆったりと観れる作品になっているともいえますね🎥💡
そのストーリーのお決まりの流れは、
①メーターがマックィーンにホラ話をする🎶
②その回想シーンが描かれる🎞️
③回想の途中でマックィーンが話に割って入る📣
④回想にマックィーンも登場⚡️!!
⑤回想が終わったメーターとマックィーンの前に、なんとその回想に登場したキャラクターが現れる…💡❗️
というものになっています🎥🎶
今作のおもしろいところは、最後に回想で登場したキャラクターが実際に現れることで、その回想がホラ話なのか本当にあったことなのかが分からなくなるところ❗️
これには本当におもしろい仕掛けを思い付くなぁと感動しましたね(*^O^*)✨☀️
さらに今作の共通点としては、すべての作品に『Cars』本編でマックィーンのファンだった双子の“ティアとミア”が登場しています🎀🎀

しかも今作の何がすごいって、監督があの“ジョン・ラセター”さんなこと📣❗️
すべての作品ではありませんが、ほとんどの作品をジョン・ラセターさんが監督されているんですね📣❗️
ジョン・ラセターさんと言えばファンにとってはお馴染みのPIXAR創業メンバーであり、『TOY STORY』や『Cars』を監督した方でもありますが、そのジョンが監督をつとめているなんて、なんて贅沢なんでしょう(*^O^*)📣✨
それだけでも一見の価値ありですね🎥✨
マックィーンのボディデザインが『Cars』本編でラモーンにペイントしてもらった、ラジエーター・スプリングス仕様なところも見所です🏎️☀️✨

ということでここからは、それぞれ1作品ごとに感想を綴っていきたいと思います🎥💡✨☀️

01.『 RESCUE SQUAD MATER (レスキューチーム メーター)』

今作は2008年の10月27日に、アメリカのテレビチャンネル“TOON Disney”にて公開された作品だそうです🎥💡
監督はジョン・ラセターさん📣
メーターが昔、消防車だったお話でしたね🚒🔥
消防車のお話だからか、最初にマックィーンが消防車であるレッドに挨拶してから始まるのが、小さなこだわりで感動しました🚒☀️
メーターが放水で建物の火を消すシーンはらテンポ良く火を消していくゲームみたいで、観ていて楽しかったですね🚒🚰🔥
マックィーンを救出した瞬間、建物が爆発するところが、すごくドラマチックで良かったです🔥💥
そして最後は消防車だけでなく、メーターがお医者さんにもなっていてプチ驚きでしたね😷笑
マックィーンの命を救ったのがメーターだったなんて、びっくりでした(*゜Q゜*)笑
02.『 MATER THE GREATER (メーター ザ・スタントカー)』

今作は2008年の10月28日に、アメリカのテレビチャンネル“TOON Disney”にて公開された作品だそうです🎥💡
監督はジョン・ラセターさん📣
メーターが昔、スタントカーだったお話でしたね🌟
回想の会場はおそらく『Cars』本編の冒頭のピストンカップの会場と同じ場所ですね🏟️✨
『Cars』本編では会場でアンテナボールを売っていましたが、今作では“メーターの前歯”を売っていてその対比がおもしろかったです(*´艸`*)笑
そしてけっこうなスピードで助走したのにも関わらず、ジャンプ台を越えた瞬間に真下に落ちるところがまた予想できなくて笑えました(*´▽`)
その後ちょこちょことつま先で車たちの上を歩いて渡るところもメーターらしかったですね 笑
それでスタントが成功したことになっちゃうんだから、信者って怖いです(´゚ω゚`)
高所からプールに飛び込むスタントは、さすがにその浅さのプールじゃ落下の衝撃を受け止めきれないだろうと思いましたが、ホラ話だからそこまで気にしなくていいのかもしれませんね🏊♂️笑
最後はマックィーンがキャブレター・キャニオンを飛び越えられなかったオチに不完全燃焼感がありますが、まぁこれもホラ話だからいいのかぁ 笑
スタントカーバージョンのメーターのデザインが、青色に星がついてて赤も差し色で入っていて、アメリカンでとってもかわいいなぁと思いました🇺🇸🌟💕
03.『 EL MATERDOR (闘牛士メーター)』

今作は2008年の10月29日に、アメリカのテレビチャンネル“TOON Disney”にて公開された作品だそうです🎥💡
監督はジョン・ラセターさん📣
メーターが昔、闘牛士だったお話でしたね🐄🚩
原題の“MATERDOR”とは、闘牛士は英語で“matador (マタドール)”というので、それに掛けてあるのだと思います🎶
“メータードール”、ユーモアが効いてていいですね☺️☀️
メーターはスペインにいたこともあったようです🇪🇸
華麗な旗さばきでトラクターをもて遊ぶ様は見事でした🚜🚩
ただメーターが土に埋められたときは、かなりドキドキしましたね…
でもカッコよく復活して、得意のバック走行を活かして3台のトラクターをやっつけたときは、なかなかやるなぁと感動しました✨
さらに複数台のトラクターに囲まれたときは絶体絶命のピンチかと思われましたが、親友のマックィーンがその状況を打破するとは、さすが名コンビです!笑
オ~レ~🚩❗️
04.『 Tokyo Mater (メーターの東京レース)』

今作は2008年の11月21日に先にアメリカで公開されたディズニー映画『BOLT (ボルト)』と同時上映された作品です🎥💡

監督はジョン・ラセターさん📣
メーターが昔、外車だったお話でしたね🚘️✨
そしてなんといっても今作の舞台は我らが日本の東京🗼✨
PIXARが日本を舞台にしてくれただけでもう最高ですし、今作に続いて2011年に公開された長編映画『Cars 2』でも日本が舞台として登場していて、これはうれしいかぎりです🗼🎥✨

ちなみに作中で流れている日本語の歌は、英語版でもそのまま日本語で歌われているんですよ🗼🎶
メーターが東京に到着したシーンでは、大きな鳥居の奥にDINOCOのビルがあることが確認できます🦕✨
DINOCO石油は日本にも進出していたんですね🗼⛩️🦕✨
東京の街のモニターには、『Cars』本編でマックィーンが行方不明になった際に日本のニュース番組として出演していたピンク色のキャスターの車が、今作でも引き続き登場していました🚘️📰📺️
車のボディが少しでも擦ったらレースを挑まれるところは、昔日本がまだ江戸時代だったころ、刀を納めている鞘同士がぶつかることが開戦のきっかけだった文化に基づいているのでしょうね⚔️💥
さすが日本好きのジョン・ラセターさん、リサーチがすごいです🇯🇵✨
なんで改造後のメーターのボディに“トマト”と描いてあるのかは謎ですけど🍅笑
もしかしてトマトで日の丸を表現したのかな🇯🇵
東京タワーの頂上がレースのゴールというところも、あんなに高いところにどうやって登るんだというワクワクが生まれてかなりおもしろいです🗼🎶
負けたら全ての改造パーツを外されてノーマル車に戻るという設定も、敵の素の状態が見たくなるので、自然とメーターを応援したくなりますね📯✨
そしてドリフトしきれずにメーターがあの“ハリーハウゼン”に突っ込むシーンはPIXARファンとしては最高でした(*^O^*)🍣
2001年に公開されたPIXARの長編映画『MONSTERS’INC. (モンスターズ・インク)』でマイクとセリアがデートで訪れた高級日本料理屋さんの名前が“ハリーハウゼン”なんですね🍣✨

今作のハリーハウゼンのお店の中には、『Cars』本編のラストで登場したサリーとマイクの車も確認でき、最高のサプライズでした👿👁️💕✨
マックィーンが“ライトニング・ドラゴン・マックィーン”に変身したのは、日本といえば“ドラゴンボール”だからでしょうか🐲🌟
ドラゴン・マックィーンが繰り出す技がなんかカッコよかったですね🔥
マックィーンの助けもあってメーターが大逆転するラストシーンはなかなか熱かったです🗼🔥
東京タワーの中をバック走行でドリフトして登っていたメーターがカッコよかったなぁ🗼✨
敵が無防備なノーマル車になるところもおもしろかったですね 笑
今作は最後に回想で登場したキャラクターが登場しなかったので、東京でのレースがホラ話か本当にあったのか定かではなかったのが、今までのシリーズ作と異なる点でしたね💡
今作は『BOLT』といっしょに劇場で公開されたこともあり、かなり完成度が高い仕上がりになっているなぁと感じました🗼🎥✨
05.『 UNIDENTIFIED FLYING MATER (UFM 未確認飛行 メーター)』

雷雲が迫ってきて踏み切りが激しく鳴るという始まり方が、とてもハラハラドキドキしました⚡️💡❗️
からの前歯がメーターにそっくりなUFOが登場したのに、そこまで驚いてないメーターがおもしろかったです 笑
火の玉にはあんなに怖がるのにね🔥🌕️

UFOの名前が“メートー”なのがかわいかったです🛸💕
メーターの真似をするところもかわいかったですね🛸💕
メートーのトラクター転がしがレベチすぎてビビりました🚜🛸❗️
ラジエーター・スプリングスの信号がカラフルにバグるところが綺麗でした🚦🌈🌕️
からのメートーが突然何者かに拐われるという展開がドキドキしましたね🛸
そんな敵の基地に1人で乗り込んでメートーを救出したメーターがカッコよかったです🛸✨
目の前に突然巨大なUFOのママが登場したのにはびっくりしましたが、ママUFOが去ったときに研究員のみなさんが一斉に“ドッヒャ~”と言ったのには笑ってしまいました(*´艸`*)笑
今作のマックィーンは本当にただそこに居合わせただけで、特にこれといった活躍をしてなかったところが、今までの作品と違う点でしたね🏎️🛸
今作は物語が進むテンポがかなり早くて、よりハラハラドキドキで楽しむことができる作品です🎥🛸🔥
ドッヒャ~ 笑
06.『 MONSTER TRUCK MATER (モンスタートラック メーター)』

今作は2010年の7月30日に“Disney Channel”にて公開された作品だそうです🎥💡
監督はジョン・ラセターさん📣
メーターが昔、モンスタートラックレスラーだったお話でしたね🥊💥
メーターのレスラーネームである“トーメンター”の響きがなんだかクセになっちゃいます 笑
のんきな音楽で登場するアイスクリーム屋さんがモンスタートラックレスラーだったところが、ギャップがあっておもしろかったですね🍦
ジャマイカのドレッドヘア選手の“じゃあまぁいいから降参しな!”もなんかじわります(*´艸`*)笑
自分の頭からセメントをかけちゃうことになったあのレスラーは、さすがに不憫すぎましたね…
そして世界チャンピオンである、博士が作ったモンスターがあまりにも怖すぎました❗️💥
だけどあんなモンスターにも勝っちゃうトーメンター!
そりゃファンも大勢できるはずです✨🎊🎉
マックィーンのレスラーネームである“フライトニング・マックミーン”も意味不明でなかなか良かったですね 笑
最後はファンのドアにメーターがタイヤでサインを付けていて、カーズの世界のサインってああやってやるんだぁと妙に納得🖋️🚘️
ぼくもトーメンターのサインが欲しくなりました🥊💥笑
07.『 HEAVY METAL MATER (ヘヴィメタル メーター)』

今作は2010年の10月8日に“Disney Channel”にて公開された作品だそうです🎥💡
監督はジョン・ラセターさん📣
メーターが昔、BIGなロックスターだったお話でしたね🎤🎸🥁🎶
冒頭でグイドが歌っていた曲は他のPIXAR作品でも登場するのですが、アメリカとかでは有名な曲だったりするのかな?🎶
メーターのバンドの歌詞が“ドッヒャ~”だけだったのがメーターらしくてかわいかったです💕
レコーディング中に虫を潰すためにドラムが早くなって、それに呼応して他のバンドメンバーが演奏していく感じは、まさにバンドって感じがして最高でした(*^O^*)🎤🎸🥁❗️
最後はスタジアムでLIVEをやっちゃうんだから、すごい人気ですね🏟️✨
ヘヴィメタルメーターの巨大バルーンがカッコよかったです🦇🌕️
途中でメーターのバンドをレコードデビューさせた車が、DINOCO石油のテックス社長に似ているなぁと思っていたら、最後に“DINOCO RECORDS”とクレジットされていたので、やはりあの車はテックス社長だったんですね🦕💿️✨
DINOCO石油は色んな事業をやっていて、カーズの世界では本当にトップ企業ですあることがわかりました🦕!
ドッヒャ~ドッヒャ~ドッヒャ~ドッヒャ~ドォッヒャァ~~🦇🎸🎶
08.『 MOON MATER (ムーンメーター)』

今作は2010年の11月2日に発売された『Cars TOON MATER’S TALL TALES (メーターの世界つくり話)』のDVDとBlu-rayにて、特典として初公開された作品です🎥💡
今作から監督がジョン・ラセターさんに代わり、今まで共同監督としてクレジットされていた“ROB GIBBS (ロブ・キブス)”さんが監督をつとめています📣
メーターが昔、月に行ったことがあるというお話でしたね🌕️
回想シーンのメーターがまだサビる前の綺麗な水色ボディで、ボンネットもまだあったので、今回の回想には真実味を感じました✨
そして“月で脱輪して動けなくなる”というトラブルがおもしろすぎますね🌕️笑
確かに車がクレーターだらけの月に行ったら、こういうことも起こりうるのかと脱帽しました🌕️!
その車を救出するために偶然そこにいたレッカー車のメーターを月に送り込むという展開が、ぶっ飛んでて最高すぎましたね🚀🌕️笑
それで素人のメーターが月に行っちゃうんだもの、こんなすごいアイデアだれが思い付くんだろう💡✨
メーターを月に送り届けた後、ロケットシャトルのラジャーがすぐに地球に帰っちゃったのには驚きました(*゜Q゜*)
メーターと脱輪車を載せて帰ればいいのに…それはできないのかなぁ🌕️
レッカーした後はワイヤーに繋いだまま地球に帰るところもおもしろかったです🚀
マックィーンが海に落ちた後にパラシュートが開くところも笑えましたね🌊☀️笑
今作は最後にロケットシャトルのラジャーが再びメーターを迎えにきて宇宙に飛び立ったので、その点でも今作のお話は本当にあったことのような気がしちゃいました🚀🌕️笑
これじゃあメーターの思うつぼですね(*´艸`*)笑
新監督のロブ・キブスさん、なかなかやりますな📣❗️✨
09.『 MATER PRIVATE EYE (名探偵メーター)』

今作は2010年の11月2日に発売された『Cars TOON MATER’S TALL TALES (メーターの世界つくり話)』のDVDとBlu-rayにて、特典として初公開された作品です🎥💡
監督は前作に引き続き、ロブ・キブスさん📣
メーターが昔、探偵だったお話でしたね🕵️📰🔍️
PIXAR作品の中で、犯人を探していく探偵物というのはおそらくこの作品だけなので、とても新鮮でした🎥✨
回想シーンがモノクロなのもかなり新鮮で、昔のフィルム映画のようで雰囲気抜群でしたね🎞️🎥
“小さな仕事が多かった俺が大きな事件に注目していた”という導入からとてもドキドキしましたね…
“ラスティーロッドのバーゲンセール”のユーモアも最高です 笑
お店の裏で“お前知りたがり屋だなぁ!”とメーターを問い詰めるフォークリフトがとてもおもしろかったですね 笑
そしてまさか依頼者のティアがメーターをはめてたとは、まったく恐ろしい世界だぜ…
まあティアはBIG Dから姉妹のミアを人質にとられて、“自分を追っている探偵のメーターをここに誘き寄せたらミアを解放する”とでも言われていたのでしょう…
それでメーターを夜の海に沈めようとしていたところがまた恐ろしかったですね🌊🌙
マックィーン警部補はよくわからなかったですが、とにかくパンクしやすい偽タイヤを売っていたBIG Dが捕まって良かったです🕵️🔍️✨
短編で探偵物って作るのがかなり難しいと思うのですが、今作はそれなりにまとまっていてすごいと思いました🎥✨!
10.『 AIR MATER (飛行機メーター)』

今作は2011年に公開された『Cars 2 (カーズ2)』のDVDとBlu-rayにて、特典として初公開された作品です🎥✨
それゆえに今作から時系列が、『Cars 2』から『Cars 3』までの間に起きた出来事ということになります🏎️🎥☀️
監督はロブ・キブスさん📣
メーターが昔、飛行機だったお話でしたね🛩️☀️
ちなみに今作は2012年に公開されたディズニー映画『PLANES (プレーンズ)』の広報的な役割もあり、そのためプレーンズと共通の設定がいくつも登場します🛩️☀️

『Cars』の世界的人気を受けて、次は飛行機(PLANE)をメインにした映画をと作られたのがこの『PLANES』なのですが、誤解がないように記しておきたいのが、
『PLANES』はPIXARの作品ではなく、ディズニーの作品です❗️
ここ、重要ですよ❗️
『PLANES (プレーンズ)』はPIXARではなく、ディズニーが作った映画です❗️
なぜぼくがここまで強調するかというと、PIXARの中でも特に『Cars』シリーズが大好きなぼくとしては、一応この『PLANES』と『PLANES 2』を観てみたんですね🛩️🎥!

観たんですが……あまりにもひどかった(´・ω・`)
その理由はいっぱいあるのですが、1つだけ挙げるとするとやはり、“主人公に魅力を感じない”…
これは映画を観る上ではとてつもなく致命的であり、そんなこともあってぼくは『PLANES』はPIXARの作品ではないことを強調したくなるのです❗️
ちなみに『PLANES』は当初、3部作のトリロジー物になると発表されていたのですが、想定よりもいろいろと苦戦したようで、結果として『PLANES』シリーズは“2”で終わりを迎えました。
『PLANES 3』は作られなかったのです。
このエピソードが、この『PLANES』というシリーズのすべてを物語っていると思います。
とうことで『PLANES』はPIXAR作品ではないのですが、今作の『AIR MATER (飛行機メーター)』はPIXAR制作なので、やはりとても完成度が高くておもしろいです🎶✨

最初にグイドが両手を広げてタイヤのシャトーの周りを走っていたのがかわいかったですね🦐💕
メーターが訪れた“プロップウォッシュ・ジャンクション”という街は『PLANES』の舞台であり、そこで暮らす“スキッパーとスパーキー”も『PLANES』における重要キャラクターなので、かなりのコラボ感が感じられます🛩️✨
飛行機仕様になったメーターがとても素敵で良い感じのデザインでしたね🛩️✨
そしてメーターお得意のバック走行ですが、まさか空でもバック飛行できちゃうとは、さすがメーターですね❗️✨
その後もバック飛行でかなりのアクロバットを決めていたので、メーターって実は相当運動が得意なんだと思います✨
そしてファルコンフォークス仕様のメーターもなかなかかっこよかったですね🌟✨
マックィーンのような真っ赤なボディが、青空の中でとても映えていました☀️✨
だけどメーターが限界を超えて、上空からまっ逆さまに落ちるシーンはめちゃくちゃドキドキしましたね❗️
そこでまさかライトニング・マックィーンフォークが助けに来るとは、熱い展開です🔥❗️
マックィーンのファルコンフォークス仕様もカッコよかったですね✨
最後はメーターとスパーキーが“今度は飛行機の映画を作ればいいのに!”と言っていることからも、今作が『PLANES』に向けて作られた作品であることが分かります🎥✨
『PLANES』はおもしろくないですが、ものすごくつまらない訳でも無いので、人生で本当にやることが無くなった時には観てみるのもいいかもしれません🛩️🎥☀️
11.『 Time Travel Mater (タイムトラベル メーター)』

今作は2012年の6月5日に“Disney Channel”にて公開された作品だそうです🎥💡
監督はロブ・ギブスさん📣
今作は『MATER’S TALL TALES (メーターの世界つくり話)』の最後の作品であり、そしてなんとも最後にふさわしい作品となっていました✨🎊🎉
なんと今作はついに❗️❗️
あのラジエーター・スプリングスがどうやってできたのかという、街の歴史が明かされたお話でした⏰💥
『Cars』本編でスタンレーの銅像が出てきたときから、スタンレーとはいったい何者なのかずっと気になっていましたが、6年の時を経てついにそれが分かるときがきたのです❗️✨
リジーとスタンレーの関係もずっと気になっていましたしね❗️
今作は始まって早々、ついにこれらの謎が明かされるのかと思うと、もうドッキドキ(*^O^*)🎶❗️
ちなみに今作からマックィーンのボディのデザインが、『Cars 2』のワールドグランプリ仕様に変わりましたね🏎️🏆️✨

メーターのボンネット部に時計がぴったりハマり、くしゃみでタイムトラベルしてしまうという設定が見事すぎました⏰✨
そしてスタンレーはなんと、ラジエーターキャップ売りだったんですね✨
スタンレーはラジエーターキャップを売りにカリフォルニアへ向かおうとしていましたが、そういえば『Cars』本編でラジエーター・スプリングスに迷いこんだマックィーンが目指していた場所も同じくカリフォルニアでした🗺️🚩
そして現在のメーターがタイムトラベル中のメーターと出会って、途中から進行役のメーターが入れ替わる展開が衝撃でしたね!笑
そしてスタンレーがマックィーンにラジエーターキャップを取り付けるシーンは、めちゃくちゃ感動しました(*゜Q゜*)✨
人間のような手は無いのに、タイヤだけであんなに細かい作業ができる装置があるとは、天才的なアイデアでしたね🛠️💡✨
そしてスタンレーがラジエーター・スプリングスにとどまってそこに街を作ることにしたのは、なんとメーターの提案があったからだったとは!!
これは歴史が大きく動いた瞬間です❗️
そしてリジーも登場し、ふたりはお互いに一目惚れだったようですね💕
その後2人はめでたく結婚💒🔔💕
ふたりは夫婦だったなんて驚きでした💒🔔💕
リジーとスタンレーの関係もようやく知れてもう最高です(*^O^*)💕
最後はリジーがスタンレーと出会わせてくれたお礼をマックィーンに伝えるという、なんとも心あたたまるお話でしたね(;_;)🌼
これはまさしく『MATER’S TALL TALES (メーターの世界つくり話)』シリーズの最終回にふさわしいお話だと思いました🎥🚩✨
『 Tales from RADIATOR SPRINGS (ラジエーター・スプリングスの仲間たち)』

続いてはCars TOONシリーズの『Tales from RADIATOR SPRINGS (ラジエーター・スプリングスの仲間たち)』についての感想を語り尽くしていきたいと思います🏎️❗️☀️
このシリーズは全4作品と少な目であり、かつ映画の長さも2分ほどとかなり短く、非常にコンパクトな作品になっていますね🎥🌱
しかし映画の内容はとても楽しくて、そんなに短い時間だとは思えないほどの満足感を与えてくれます🎥🎶✨
なお4作目の『THE RADIATOR SPRINGS 500 1/2 (ラジエーター・スプリングス 500 1/2)』だけは作品の長さが約6分と通常の短編映画と同じボリューム感になっており、とても見応えがあって、『Cars TOON』シリーズのラストを飾るのにふさわしい作品となっていました🎥🚩✨
それではここからは、それぞれの作品について感想を語っていきたいと思います(*^O^*)🎶☀️❗️
01.『 Hiccups (マックィーンのしゃっくり)』

今作は2013年の3月22日に“Disney Channel”にて公開された作品だそうです🎥💡
監督は“JEREMY LASKY (ジェレミー・ラスキー)”さん📣
マックィーンのしゃっくりが止まらなくなり、ラジエーター・スプリングスのみんなでなんとか止めようとするお話でしたね 笑
『Cars TOON』の全15作品の中で、総合評価でいったら、ぼくはこの作品が1番お気に入りで好きです(о´∀`о)💕
しゃっくりって1度出ると本当に止まらなくなるので、マックィーンの気持ちが分かりながら見ることができますし、それをみんなで止めようとするところも微笑ましくてとてもほっこりしました(*´ω`*)☀️
これぞラジエーター・スプリングスって感じの雰囲気が溢れている作品ですよね🌵🌼☀️
メーターとレッドが協力してマックィーンを宙吊りにし、水を掛けてグルグル回すところのアイデアが天才だと思いました🚒✨
最後はサリーのキスでしゃっくりが止まるところもほっこりしますし、その後しゃっくりがうつったシェリフにキスを迫ってメーターが追いかけるという終わり方もおもしろいです☀️笑
こんなにほっこりなラジエーター・スプリングスのみんなの中にドックがいないのは寂しいですが、それでもみんなが仲良くこうして過ごしているところを見れるだけで幸せな作品でした(*´ω`*)🌼☀️
02.『 BUGGED (レッドと小さな友だち)』

今作は2013年の3月22日に“Disney Channel”にて公開された作品だそうです🎥💡
監督は前作と同じ、ジェレミー・ラスキーさん📣
レッドがホースで小虫を追い払うだけのお話でしたね🚒笑
あの普段は温厚なレッドでも小虫にはイライラするんだなぁと思いつつ、だけど水で弱った小虫を見たら助けてあげるところは、やはりいつものレッドだなぁと思いました🚒✨
レッドがスタンレーの周りの花を愛でているのは『Cars』の1作目の時から変わりませんね🌼
そんなレッドの日常を垣間見れる、レッドのファンにとってはおそらくたまらないであろう作品でした🎥✨
03.『 Spinning (グイドは看板ダンサー)』

今作は2013年の3月22日に“Disney Channel”にて公開された作品だそうです🎥💡
監督は前作と同じ、ジェレミー・ラスキーさん📣
グイドのとんでもない才能が開花するお話でしたね🦐🎪🌼
グイドは『Cars』1作目のピット作業のときもそうでしたが、細やかで素早い作業がとても得意で、それが今作の看板ダンスにも活きているなぁと思いました✨
さらに途中で、こちらも『Cars』1作目に登場したギャング4人組の中の1人である、マックを眠らせたあの“DJ”が再び登場したのが胸熱すぎましたね💿️🔥
まさかあいつにまた会えるとは、とても興奮しました❗️
今作はオチも完璧で、ルイジの言う通り看板を降ったけどお客さんは1人もお店には入らずにいっちゃうところがおもしろかったですね(*´艸`*)笑
なのにルイジはグイドのパフォーマンスを見ていなかったところもまた笑っちゃいました🍕
グイドは少し不満そうでしたけどね🦐笑
グイドにはぜひとも今作で開花した才能を磨いてもらって、今度はもっと大舞台で披露するのを見てみたいなぁと思いました🎉🏟️✨
04.『 THE RADIATOR SPRINGS 500 1/2 (ラジエーター・スプリングス 500 1/2)』

今作は2014年の5月20日に“Disney Channel”にて公開された作品だそうです🎥💡
監督は再びロブ・ギブズさん📣
ちなみに今作だけは残念ながらディズニー公式YouTubeチャンネルに日本語版がアップロードされておらず、日本語版を楽しむには“Disney+”に加入するか、“ピクサー・ショート・フィルム vol.3”のDVDやBlu-rayを入手する必要があります💿️✨

しかし英語版でしたら、ディズニー公式YouTubeチャンネルにアップロードされていますので、今すぐに観たい方はこちらがオススメです🎥🚩✨
今作はラジエーター・スプリングスの歴史を祝う“スタンレー・デー”というイベントの日が舞台のお話でしたね🚩✨🎊🎉
ラジエーター・スプリングスが大好きなぼくとしては、今作も最高すぎるお話でした(*^O^*)💕
スタンレーがラジエーター・スプリングスを見つけた時にドライブした道をみんなで辿るというお祭りで、みんながそれぞれ仮装していたところがハロウィンのようで楽しかったですね🎃🎶✨
そしてまさかあのライトニング・マックィーンにレースで勝負を挑む勇敢な車たちが現れるとは、驚きの展開でした💥🏁
だけどそいつらにスタンレーとラジエーター・スプリングスを馬鹿にされて怒っているマックィーンを見て、『Cars』1作目の最初のマックィーンも同じことを言っていたのを思い出し、彼の変化にとても胸が熱くなりましたね🏎️🔥❗️
同時にリジーも怒りをあらわにしていて、『Time Travel Mater』を観ていたら、そりゃリジーも怒るよねと納得💢❗️
何も知らないよそ者が、スタンレーとラジエーター・スプリングスを馬鹿にするのは許せないぜ!
ルイジとグイドが仮装というよりボディの色をまんま変えていたので、最初観たときはルイジとグイドのパチもんかと思って気がつきませんでしたね🍕笑
スタンレー・デーの旗が“スタンレー・レース”に変えられていて、町のみんなの想いを強く感じました🔥!
だけどメーターのコース説明がうまく伝わらず、マックィーンたちが分かれ道を違う方に曲がっちゃうところから、今作はさらにおもしろくなっていきましたね 笑
ラモーンが“まず生きては戻れん!”と言っていたのが、さらに期待をあおってきます!
そこからは、本来のコースをメーターたちが穏やかにドライブするシーンと、道を間違えたマックィーンたちの命がけのコースが交互に描かれる演出がおもしろかったです☀️💥!笑
静かな小川通り沿いに咲いている花が、タイヤの形をしているのがかわいかったですね🌼💕
テールランプの洞窟じゃなくて、テールパイプの洞窟には笑っちゃいました(*´艸`*)笑
そして夜に廃車の車が何台も放置されている森に入ったマックィーンの気持ちを思うと、あれは相当怖かったでしょうね🌙笑
人間の我々で考えたら、人の死体がいくつも転がってる森に夜迷い混むようなものですから…ヽ(;゚;Д;゚;; )
だけど道を間違えたおかげでギャングたちも、スタンレーの偉大さを実感するオチが見事でおもしろかったです✨笑
ラジエーター・スプリングスの周りにどんな場所があるのかは、今まであまり描かれてこなかったので、今作でいろんな場所があるのを知れてとてもうれしかったですね🎶💕
どの場所や道も素敵で、さらにラジエーター・スプリングスが好きになりました(*^O^*)☀️🌵💕
最後にスタンレーの魂がウインクするところも最高でしたね🌕️✨
いや~しかしこれで『Cars TOON』シリーズが最後だと思うと、やはり寂しいものですなぁ~(;∀;)
だけど大好きなカーズの世界をこんなにも掘り下げて描いてくれて、PIXARには感謝しております💡✨
ラジエーター・スプリングスのみんながわちゃわちゃ楽しそうにしていたり、町やスタンレーの歴史も知れて、最高の短編シリーズでした🎥✨❗️

ということで今回は、『Cars TOON』の全15作品の感想を一気に語り尽くしてきました🏎️☀️🎥❗️
さすが『Cars』はPIXARの人気シリーズなだけに、どれもかなり力が入っている作品たちでしたね🎥✨
どれも短編なのでさくっと楽しめて、それでいて作り込みは徹底されていて完成度が高いので、すばらしいシリーズだなぁと思いました🎥💡☀️
この『Cars TOON』シリーズは、2014年の『THE RADIATOR SPRINGS 500 1/2 (ラジエーター・スプリングス 500 1/2)』を最後に新作が途絶えてしまっているので、またいつの日か復活してほしいなぁと願っています🏎️🏁🏆️
特に『Tales from RADIATOR SPRINGS (ラジエーター・スプリングスの仲間たち)』の方は4作品しかありませんし、あちらはメーター以外にも色んなキャラクターを主人公にできる器があるので、そういった意味でもまた再開してくれることを楽しみにしています🎶☀️
とはいえカーズには新たなシリーズである『Cars ON THE ROAD (カーズ・オン・ザ・ロード)』も加わったので、これからのカーズシリーズの展開もますます楽しみです🏎️🎥❗️

いや~改めて、カーズにラジエーター・スプリングス!最高っ(*^O^*)❗️
今日もしばうさ.netにあそびにきてくれて、どうもありがとう*
この『Cars TOON』シリーズのほぼ全ての作品を監督されていた“ROB GIBBS (ロブ・ギブズ)”さんは、残念ながら2020年に亡くなられたそうです。
とても悲しいですね。
しかしぼくたちの手元にはこうして素晴らしい作品が残っていますので、これからはロブ・ギブズさんに最大の感謝をしながら、作品を楽しんでいきたと思いました🎥✨
ロブ・ギブズさん、とっても楽しい数々のお話を、本当にありがとうございました🏎️☀️🎥


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