【レビュー】PIXARファンが語る『UP (カールじいさんの空飛ぶ家)』最愛の妻を亡くしてから、時が止まってしまったおじいさんの物語。胸が張り裂けそうな悲しみと、人生は何歳からでも新しい冒険を始められるんだという力強さを感じさせてくれる、涙腺崩壊まちがいなしの大名作👴🏠️🎈🧢🦃🐕️☀️【感想、評価】


今日もしばうさ.netにあそびにきてくれて、ありがとうございます*
ぼくは“PIXAR”が大大大好きな、生粋のPIXARファンです(*≧∀≦*)💕💕
なので今回はタイトルにもある通り、
2009年に公開されたPIXARの10作目の長編映画、『UP (カールじいさんの空飛ぶ家)』について語り尽くしていきたいと思います👴🏠️🎈🧢🦃🐕️☀️

今作はあのPIXARの超感動作である『MONSTERS, INC. (モンスターズ・インク)』を監督したピート・ドクターさんが再びメガホンを取った作品です📣
『MONSTERS, INC.』も興奮と切なさが合わさった超感動の物語でしたが、さすがはピート・ドクターさん、今作でもその得意なスタイルを見事に見せつけてくれました!
今作を観て沸き上がるこの胸が締め付けられるような感情は、『MONSTERS, INC.』を観たときにも感じた感情でしたね(;_;)

そんな今作『UP』のおもしろいところは、主人公がおじいさんというところ👴❗️
おじいちゃんが主人公のPIXAR作品なんて、後にも先にも今作だけですね👴🎥✨
今作の魅力はわざわざぼくが語らなくても良いくらい、映画を観た方ならもうすでに分かりきっていることだと思いますが、今作はぼくが観てきた映画の中でも数少ない“完璧な映画”の1つです🎥✨
ストーリー、キャラクター、音楽、雰囲気、そのどれもが素晴らしくて、何度観ても尊すぎる感動を与えてくれます(;_;)✨
そして知らない方も多いのではないかなぁと思うのですが、今作の原題はなんと『UP』なんですよね🎈

このシンプルすぎるタイトルが意味することとはいったいなんなのだろうと考えてみると、単純に空飛ぶ家で“上へ”登っていくという意味もあると思いますし、
主人公であるカールの人生が“上向きに、幸せに”なっていく過程を描いた映画だという意味も込められているのかなぁと思いました👴🎈
今作でカールの人生が幸せになっていくフェーズって、大きく分けて2回あるんですよね🌼
1つ目は幼少期にエリーと出会って、そこから歳をとるまでどんどん幸せになっていくフェーズ👔☀️

そして2回目は、エリーが亡くなってふさぎこんでいるところから、空飛ぶ大冒険を通して笑顔を取り戻すまでのフェーズ🏠️🎈🧢🐕️🦃
カールの人生にとってこの2つのフェーズは、どちらも人生が“上向きに、幸せに”なっていった尊すぎる出来事であり、それはまさに“UP”なのではないかなぁと感じましたね🎈
もちろん日本で公開するときは原題の『UP』のままいくよりも、日本人向けに変更した方が観たいと思う人が格段に増えるのは間違いないと思うので、『カールじいさんの空飛ぶ家』という邦題はとても素敵だなと思っています🏠️🎈
ちなみに映画館で今作と同時上映された短編映画『PARTLY CLOUDY (晴れ ときどき くもり)』と、今作『UP』には2点ほど繋がりがあるんですよ💡

1つ目の繋がりは、『UP』に登場するラッセルのモデルが、『PARTLY CLOUDY』の監督である“ピーター・ソーン”さんであること🧢✨

ピーター・ソーンさんはPIXARの中でもかなりの愛されキャラであり、後の作品ではいくつかのキャラクターの声を担当したりもしています🎙️✨
さらにピーター・ソーンさんは後に『THE GOOD DINOSAUR (アーロと少年)』と『ELEMENTAL (マイ・エレメント)』の2つ作品で長編映画の監督もつとめており、すごく才能溢れる方なんですよね📣✨


そして現在はあのインクレディブルシリーズの最新作である、『INCREDIBLES 3』の監督をつとめており、ピーター・ソーンさんにさらなる期待が高まっています❗️

そんなピーター・ソーンさんは本当にラッセルそっくりなので、是非とも画像検索してみてください🧢💕
ラッセルは、親が離婚して母子家庭で育ったぼくとしては、とても共感できて好きなキャラクターなんですよね🧢
そして2つ目の繋がりは、赤ちゃんを運ぶ“コウノトリ”が登場すること🕊️🍼
映画館ではまず先に『PARTLY CLOUDY』でコウノトリのお話を観た後に『UP』を観ることになるので、冒頭でエリーとカールが子ども部屋を作るシーンで、2人が壁にコウノトリの絵を描いているシーンで、2つの作品が頭の中で繋がるような仕掛けになっており、深く考えられているなぁと感動しました🕊️🎨
そんな今作『UP』の始まりが、まさか幼少期のカールから始まるとは、とても驚きましたね!
だけど初めて観たときはその小さな少年が、ポスターであらかじめ見て知っていたラッセルだと思い込んでいて、途中でカールだと気づいたのを覚えています 笑
そしてカールが憧れている冒険家のチャールズ・マンツは、たくさんの犬たちと冒険をしているというアイデアがおもしろかったです🐕️💡✨
だけどこの時のカールは、まさか将来この憧れの存在に殺されかけることになるとは、夢にも思ってなかったでしょうね 笑
そしてその後の帰り道で偶然、自分が大好きなチャールズマンツの決め台詞が聴こえてきて、それで生涯のパートナーとなるエリーに出会っちゃうなんて、まさに運命の出会いですよね💕✨

ハムスターが航海日誌の記録役をしているところがとても好きです🐹📝
エリーはボロボロの空き家をアドベンチャー号に見立ててごっこ遊びをしていてので、とても想像力豊かな人だということが分かりますね🏠️✨
そしてカールとエリーが出会ったこのボロボロの空き家こそ、今作でとても大きな意味を持つ存在になっていくところも、とても感動的でした🏠️☀️

その夜エリーはカールの家の部屋に風船を飛ばしていましたが、風船を操れていたのは最初はエリーの方だったんですね🎈🌙
それだけでも、なぜ後にカールが大冒険に風船を使うことを選んだのかが表れているような気がします🎈💕
そこでエリーが突然自分の冒険ブックを開いて夢を語り始めるわけですが、カールからしたらいきなりあんなに活発な人が目の前に現れて、ものすごく刺激的だっただろうなぁと思いました✨

そして結婚式のお互いの親族の温度差が最高に笑えましたね(*´艸`*)笑

カールが物静かな性格だったり、エリーが元気いっぱいな性格なのは、あの親族のもとで育ったからなんだなぁと妙に納得しました👪️✨
そして結婚式後すぐに出会いの場所であるあのボロ家にいって、改装工事を始めていたところが、すごいエネルギーだなぁと思いましたね!

あんなにボロボロだった空き家が、一気に素敵なお家に早変わりしていて驚きました🏠️✨
家の外装の色も、エリーが小さいときに思い描いていた通りに塗装していたのが素敵でしたね🏠️🎨

そしてそこから始まる台詞のない4分半は、それだけで短編映画として成り立ってしまうほど、素晴らし映像でした✨
カールとエリーの人生がこの4分半で見事に描かれていて、これは自然と涙が溢れてきてしまいますね(;_;)
この4分半は音楽も本当に素晴らしくて、とても感動しました🏠️


最後は病室で元気がなくなってしまったエリーに、今度はカールが風船を飛ばしていて、冒頭のシーンとの対比にさらに胸を打たれましたね🎈
病室でエリーが最後に見ていたのは自分の冒険ブックであり、この時は実は今までのカールとの写真をふり返っていたんだなと、2回目以降に映画を観ると気づくことができます。
もうエリーは自分の最期をわかっていて、だからこそ冒険ブックに最後のメッセージを書いて、カールに差し出していたんですね。
そのことに気づいて、映画開始10分でもう涙が止まらなくなりました(;_;)
エリーのお葬式ではたくさんの風船が飾られていたのが、エリーとカールらしいですね🎈
もうこの冒頭の4分半は、映画史に残る伝説だと思います🎥✨
そしてそこからはカールの1人暮らしが描かれるわけですが、階段を専用のエレベーターで下るシーンは、当時映画館でも笑いが起きていたのを覚えていますね(*´艸`*)笑
1人暮らしになったカールはエリーが亡くなってからも、エリーといっしょに暮らしていたときの日常をなるべく続けようとしていることが分かり、どれだけカールがエリーとの人生を幸せに思っていたのかが伝わってきました。
ポストのエリーの手形にそっと触れるカールのその気持ちが分かりすぎて、とても辛くなりますね(;_;)

だけどまさかカールたちの家の周りがあんな重機だらけの開発区になっているとは、あまりにも悲しすぎる展開でした。
カールとエリーが出会った頃はあんなに自然豊かで、家と家の間隔もゆとりがあったのに、やはり時間が経つといろいろと変わっていくものなんですね。
そしてそいつらはカールたちの家の土地も買い取ろうとしていましたが、今のカールにとってはもうこの家だけが唯一の支えなわけですから、そう簡単に譲れるわけないです。
それにしても暗い部屋で1人でテレビショッピングを見るカールの姿が、あまりにも切なすぎましたね。
だけどそんなカールの現状を打破してくれるかのように玄関のノック音が響き渡りラッセルがやってくるシーンは、これから何かが始まる予感がして、何度観てもワクワクするシーンです(*^O^*)🧢🎶

ラッセルが扉を閉められてもう1度同じ自己紹介をするシーンも最高におもしろくて、ここでも映画館では笑いが起こっていました🧢🌲笑

ラッセルはリュックにいろんな物を詰め込んでいて、見た目もすごく楽しいキャラクターで最高です🧢🎒📯🚩
そしてカールがポストの件で相手を杖で殴って出血させてしまうところは、カールの精神状態がもう限界ギリギリであることがよく表れていて、見ていてとても辛くなりました。
でもカールの気持ちを思えば、エリーとの思い出が宿っているものは1つ残らず全部、宝物なんですよね。
その後カールは裁判で裁かれたようで、これから本当にどうしたら良いのか分からなくなっただろうなと思いました。

家に帰ってきて1人でエリーの冒険ブックを見るカールでしたが、“わたしがいつかやること”の文字を見てため息をついていたところを見ると、カールはエリーをパラダイスの滝に連れていけなかったことが相当悔いとして残っているんだなと感じましたね。
でもそこでエリーの写真を見て、表情が変わり、あの誓いのポーズをするところは、カールの中で何かが変わったことが分かり、とても胸が熱くなりました。
からの翌朝に、あの大量の風船が解き放たれるシーン🎈☀️❗️
エリーとの思い出がつまった“風船”というもので、家ごとパラダイスの滝に行っちゃおうとは、これはもう最高のアイデアですね🏠️🎈✨

シェイディーオークス老人ホームの男性2人は、さぞビックリしたこととおもいます 笑
ちなみにその老人ホームの職員2人がその後どうなったのかを描いた短編映画が実は作られていて、『GEORGE & A.J. (ジョージとAJ)』という作品がPIXARから公開されているんです🎥💡✨

この短編映画は、PIXAR作品の中で“最も笑いが止まらなくて爆笑できる作品”になっているので、ぜひ観てみてください(*≧∀≦*)笑❗️
『UP』の本編の裏で彼ら2人の身に何が起きていたのかが分かり、もう笑えすぎて最高ですよ(*´艸`*)笑
そしてカールが飛び上がった後は、PIXARの次作の長編映画である『TOY STORY 3』に登場する悪役、“ロッツォ・ハグベア”が映り込むシーンが出てきますね🐻🍓

この部屋には通称ルクソーボールと呼ばれているボールも登場していて、PIXARファンとしてはテンションが上がる1部屋です💡🌟✨

その後カールの家が飛んでいく町の道路には、これまたPIXARではお馴染みのピザ・プラネットの車が駐車されていますよ🍕🚀
家が鳥たちと並走するシーンでは、飛行機の看板の横を家が通過することで、空飛ぶ家と飛行機が対比されているような演出になっているのがとてもおもしろかったです🏠️🎈✈️
そしてカールがエリーと出会ったときに、エリーが舵取りとして活用していた風見鶏を、カールが本当に操縦桿として活用していたところにとても感動しました🐔
そして深く息を吸って、笑顔でソファに座り込むカールの姿は、まるで隣にエリーがいるかのような、そんな幸せそのものの表情に見えましたね🏠️🎈☀️

カールがこんなに笑っているのは、エリーが体調を崩す直前以来ではないでしょうか🌼✨
だけどそこでまたしても玄関のノック音が響き渡り覗き穴を覗いてみると、玄関ポーチの下に雲海が広がっていたのが、ものすごい景色だなぁと感動しました☀️
空の上に玄関ポーチがあるって、今作でしか見られらない光景だと思いますからね🏠️☁️笑
そしてまさかのラッセル登場!いや、搭乗 笑

シギというよりネズミに似てた動物を追って玄関の下に忍び込んでいたとは、家が突然浮き上がり飛び立って1番驚いたのは、ラッセルかもしれませんね 笑
あの上空を命綱なしで生身で飛んでいたと思うと、ラッセルはよく生きて玄関ポーチまで登ってこれたなと思いました 笑
ビルのシーンでラッセルが落下したシーンは一瞬本当にびっくりしましたけど!笑

そして積乱雲が突然目の前に迫ってくるシーンもまた、演出がすごくて最高でしたね⛈️
ラッセルの声がうるさくて補聴器のボリュームを下げたとたんに積乱雲が迫ってきたから、カールは積乱雲の存在に気づくのが遅れるという、なんともハラハラドキドキさせられたシーンでした⛈️❗️
積乱雲にのまれてからは、家の心配というよりも、エリーとの思い出の物たちがぐちゃぐちゃになっていくところに、ものすごく胸が痛みましたね。
カールも必死に物を守ろうとしていて、見ていてすごく辛かったです。

だけどその後のきれいな青空が広がっているシーンは、もう息をのむほど美しかったですね☀️
“ぼくが家を操縦したの!”とうれしそうにしゃべるラッセルがかわいすぎました🧢📯💕
ラッセルが落としたGPSが地上にいる人に当たったら怖いなと思っていましたが、すでにこの時点で南アメリカのパラダイスの滝付近に来ていたということは、下には人がいないんですね、よかった✨

でもそう思うと、あの積乱雲にのまれた後もカールが無事に南アメリカに行けたのは、ラッセルが家を操縦してくれていたおかげだったんですね🧢🏠️🎈
ラッセル、なかなかやるなぁ✨
だけど、自分の命とエリーとの家を守ってくれたラッセルに対して、お礼の一言も言わないカールの姿を見て、空に来たとはいえまだまだカールの心には余裕がないことが伝わってきました。
家の高度を調節するには暖炉の風船の糸を切るというところも、すごくおもしろいアイデアだなぁと感動しましたね🎈🔑✨
しかし不意の着陸による衝撃で玄関ポーチから投げ出されてしまったカールとラッセルでしたが、よくあの強風の中でラッセルもブレーキをかけられたなぁと思いましたね!!
摩擦ってすごい!!
そしてついに夢だったパラダイスの滝を目の前にしたカールでしたが、小さい頃からのエリーとの夢を叶えられて、本当にうれしかっただろうなぁと思いましたね☀️✨


その後はラッセルの提案で、パレードの風船のように家を歩いて運ぶというアイデアがおもしろかったです🏠️🎈
そして場面は変わり、3匹の犬から猛スピードで逃げる鳥のシーンに切り替わりますが、あの鳥のスピード感は『THE INCREDIBLES (Mr.インクレディブル)』のダッシュを思い出しましたね❗️

ケビンはダッシュほどは速くなかったと思いますが、それにしてもすごく速い走りでとても興奮しました(*^O^*)🔥
その犬たちが鳥を追いかけるのを断念せざるをえなくなったのは、カールの補聴器が故障してその音がうるさかったからというのも、なんだかまぬけでおもしろかったです 笑
そしてラッセルがケビンの足跡に気付くシーンですが、まさか冒頭のシギが伏線になっていたとは驚きでした🐦️!
ケビンがチョコをついばむシーンは、チョコが大好きなぼくとしては、ラッセルが持っている板チョコの“厚さ”がたまらなかったですね(*´ω`*)🍫💕✨

あんなにぶ厚い板チョコは見たことも食べたこともないので、ぜひとも食べてみたいなぁ🍫💕❗️
ケビンがラッセルにはすぐになついたのにカールには敵意を見せていたのは、マンツと同じ年寄りだからという理由かもしれません。

だけどラッセルがカールをいい人だと言ったらすぐにカールにも心を開いていて、ケビンはとても純粋なんだなぁと思いましたね🦃☀️
その後ケビンが、カールの杖や風船を喉に詰まられて吐き出したり、手でカールの真似をするところなんかも、ユーモアがあってかわいくて笑えました(о´∀`о)💕
こんなケビンを見せられたら、ケビンのことを一気に好きになってしまいますね🦃💕
そして程なくして犬のダグが登場し、気付けば孤独だったカールの周りには、ラッセルにケビン、ダグと集まっており、こうやって仲間が少しずつ増えていく展開は少年漫画のようでとてもワクワクしました👴🧢🦃🐕️🏠️🎈


ダグをやさしく触ってラッセルが“犬っていいね”と言うシーンが、ぼくのお気に入りです🧢🐕️🌟

そしてこれはDVDとBlu-ray特典で初公開された短編映画『DUG’S SPECIAL MISSION (ダグの特別な1日)』で明かされることですが、この日は実はダグの誕生日で、だけどこの時点ではダグにとって最悪な誕生日になりかけていたんですよね🐕️
だけどそこで偶然カールとラッセルを見つけたものだから、そこでダグの誕生日は最高の1日になったのでした🐕️🎊🎉
気になる方はDVDやBlu-ray、Disney+でぜひ観てみてください🐕️☀️🎶

ちなみに余談ですがダグの声は、ぼくが大好きな『サザエさん』に登場する“ノリスケ”の声と同じ方がやられているので、油断してるとダグの声がノリスケに聴こえるときがあって困りました 笑
そして鳥を追っている3匹の犬たちが、ラッセルのことを“郵便配達員”と言っていたのが、なんだか笑えましたね📮笑
たしかにそう言われてみるとラッセルってものすごく郵便配達員に見えるので、犬たちのセンスに少し感動しちゃいました✨笑
そしてカールが怒ってケビンとダグをまこうとするシーンでは、結局うまくいかず最後にダグから、よだれででろでろのテニスボールを渡されるシーンがおもしろすぎましたね🐕️🎾笑
そして雨の夜にラッセルが頑張ってテントを張るシーンでは、ラッセルの顔についた傷と腫れがあまりにも痛々しくてびびりましたが、すぐ次のシーンでは治っていたのでさらにびっくりしました 笑
アニメーションの魔法ですね🌟✨
そしてこの雨の夜のシーンは、カールとラッセルの心の距離が少し変化する、すごく大切なシーンでした☔️
ラッセルが話すフィリスのくだりがずっとよく理解できなかったのですが、あれは整理すると、ラッセルがパパに電話をしたらフィリスが電話に出ちゃって、そこでラッセルがフィリスから“あんまり電話をかけるな”と言われた…というお話なのですね。
この解釈であってますかね…?
とにかくここで重要なのは、ラッセルのパパが不倫していていつも家にいないということであり、今までの元気なラッセルからは想像できなかった家庭事情に、とてもショックを受けました…
たぶんそれはカールも同じで、だからこそこの話を聴いてからのラッセルへの態度が変化したのだと思います。
このお話をしている時に、ラッセルが肩からかけているバッジのたすきがアップになるのですが、お年寄りバッジのところだけぽっかりと空いているその様子が、ラッセルの心にずっと空いたままの穴のように見えて、すごい描写だなぁと感動しました。
ちなみにこのシーンでカールはケビンとダグのことを“ノミのサーカス団”と言いますが、これは『a bug’s life (バズグ・ライフ)』が元ネタになっています🐜🐞
『a bug’s life』にはP.T.フリーというノミが団長をつとめるサーカス団が登場するのですが、そこからきているジョークですね🎪

昼間はあんなにいがみ合っていたケビンとダグが、寝るときは身を寄せあっているのが、愛しくて好きなシーンです🦃🐕️☔️
カールが寝ぼけたラッセルから不意に“誓って”と言われるところも、胸がぎゅっとなりましたね。
そして翌朝、野生のカエルが目覚まし時計のような役割をになっていたのが、とてもおもしろいアイデアだなと思いました🐸⏰💥☀️笑
だけどラッセルは目覚めた瞬間にケビンがいなくなったことを察知していて、さすが自然探検隊員だなぁと思いましたね 笑🧢🌲🎒📯🚩
ダグが鼻先で“あっち!”と方向を指すのが、かわいすぎてお気に入りです🐕️💕

そしてここでアルファたちがカールたちを見つけて襲ってきますが、普段町中で散歩をしているあのかわいい犬たちでも、敵になるとこんなに怖いんだなぁと子どもながらに怯えたのを覚えています。
そしてまさかのあのチャールズ・マンツが目の前に現れるとは、これまた最高におもしろい展開でしたね!!
小さいときからの憧れの存在に会えて、カールもさぞ興奮したでしょう!

子どもに戻ったようにうれしそうなカールの姿が印象的でした☀️✨
だけど実はマンツの方だって、敵ではなく自分のファンだという存在に久しぶりに会えて、さぞうれしかっただろうと思いましたね✨
睨みがきいた怖い顔をしていたマンツも、カールが敵ではないとわかった瞬間からは本当にうれしそうでしたから✨

だからそんな2人がまさか衝突してしまう関係になってしまうとは、それはそれで純粋にとても悲しいことだなぁと思いました。
マンツがずっと追いかけている鳥の標本がケビンと分かったときの絶望がなかなかすごかったですね。
その標本を目の当たりにしたカールの中では、小さいときに映画館で観た、あの偽物と判断された標本の姿とケビンの姿が重なって、とても驚いたことでしょう。
そこで純粋なラッセルが“あっ!ケビンにそっくり!”と言うシーンは、もうドキドキしましたね(´゚ω゚`)
だけど前までのカールならばそこでケビンをあっさりとマンツに渡していたと思うのですが、なぜそうしなかったんだろうと考えると、やはり前日の夜にラッセルと“誓った”からなのかなぁと思いました。
そこからのマンツはもう、恐怖すぎましたね…
ヘルメットとゴーグルを杖で落としながら、今までここにやって来た人たちのことを話すところなんか、もう完全に殺人犯でしたもん((( ;゚Д゚)))

“そしてある男は パラダイスの滝に家を運ぶと言った…”
ヘルメットゴロゴロゴロ…
“君の話が1番傑作だ 結末が楽しみだな…”
自分がカールだったら恐怖すぎて硬直してしまうかもしれません。
しかも目の前にいるのが小さい頃から最愛の人と憧れてきた存在だなんて、あまりにもショックすぎます。
そこでさらに追い討ちをかけるようにちょうどケビンが鳴くなんて、もう絶望すぎますね…
いや~PIXARは本当にすごいストーリーを思い付くものです💡✨
そしてそこから始まるカールとラッセルが犬たちから逃げるシーンは、もうハラハラドキドキの連続で、何度観ていてとても興奮します🔥❗️
その時にダグがカールたちの味方になってくれるのも胸熱な展開でしたね🐕️❗️

そしてカールとラッセルが犬から追い付かれそうなときに、後ろからケビンが走ってきて背中に乗せるシーンは、カメラアングルが見事すぎてもう毎回興奮します(*^O^*)🦃❗️
風船が洞窟の天井に当たって次々と割れたり、ケビンの背中からラッセルが放り出されたりと立て続けにピンチが起こって、もう目が離せなくなりますね❗️
おじいちゃんが主人公の映画でこんなにド迫力なアクションシーンが観られとは、とても驚きでした❗️
そしてカールたちを守るために怪我をしてしまうケビンでしたが、今までケビンを邪魔者扱いしてきたカールが、怪我をしたケビンを見て悲しそうな表情をしていたので、カールのケビンに対する気持ちの変化がうかがえてグッと来ましたね。
夜になるシーンで、ダグがにおいをくんくん嗅いでいるところがかわいくて好きです🐕️💕
その後ダグが、リスが死んじゃう特におもしろくもないお話しを楽しそうにするところも最高にかわいいですね🐕️💕笑

そしてそこからラッセルがカールに胸の内を話すシーンもまた、とても心が痛みました。
ラッセルはお父さんのことが大好きで、一緒にアイスクリームを食べながら車の数を数える時間もとても大好きだったいう…
ラッセルが小さく呟く“あの道端が好き…”という言葉が、ぼくは今作で1番心が締め付けられる言葉です。
ぼくもその気持ち、よく分かるので…
ラッセルはこの気持ちを初めて誰かに話せた瞬間だったのではないかなぁと思いましたね。
それくらいラッセルはカールに心を開いていたんだと思いました。
そしてケビンの家の目の前で空からマンツが襲ってくるシーンはかなり絶望的でしたね。
カールとエリーの家が燃やされた時は、もう終わったと思いました🏠️🔥

家を鎮火しに行くか、ケビンを守るか、カールからしたら一瞬にしてものすごい決断を迫られて、さぞ困り焦ったでしょうね…
その後ラッセルがカールに言う、“守って…くれなかったね”の一言が、とても胸に突き刺さりました。
そこでカールは今までの想定外の出来事の連続についに限界がきたようで、ダグに“この!ダメ犬!ダメ犬!!”と言っちゃう訳で…
このシーンはカール、ラッセル、ケビン、ダグ、みんなにとって絶望的なシーンであり、夕陽が沈んだあとの景色も相まって、今作で1番絶望溢れるシーンだと思います。
そしてその後カールはついに、パラダイスの滝に家を運びきり、小さいときにエリーに誓った夢を見事に叶えました!!
…はずなのに、まるでハッピーエンドとは程遠いのはなぜでしょう…
当初のカールの夢は達成されたはずなのに、景色がすごく薄暗く映るのはなぜだろう…
そしてカールはあの玄関ポーチから放り出されたとき以来、初めて家の中に入りますが、様々なトラブルによって変わり果てた家の中は、まるでこの時のカールの心の状態を表しているようでした。
そしてエリーの冒険ブックを手に取って見始めるカール…

“わたしがいつかやること”の文字を見てまた後悔にさいなまれるカールでしたが、実はなんとその続きがあったことを知り、そこからのシーンはもう涙なしでは見られませんね(;_;)
カールはずっと、エリーの“わたしがいつかやること”は、パラダイスの滝にこの家を運んで、そこで暮らすことだと思っていました。
ですが冒険ブックの続きに綴られていた“わたしがいつかやること”は、パラダイスの滝に家を運ぶことから、“カールといっしょに人生を生きること”に変わっていたのです(T_T)
カールはずっと、エリーに誓った夢を叶えられなかったことを後悔していましたが、実はエリーにとっては、それ以上の夢が毎日叶っていたのですね。


これを見たカールは、どんなに救われたことでしょう。
エリーは毎日、自分との暮らしを心から幸せに思ってくれていて、それで満足だったんだと知って、ようやくカールのエリーへの後悔が溶けたのではないかなと思いました。
そしてエリーからの最期のメッセージである、“楽しかったわ ありがとう 新しい冒険を始めて!愛を込めて エリーより”という言葉を見て、
エリーはカールに、“過去にとらわれて今を生きられなくなるのではなく、私はもう充分に幸せだったんだから、これからはあなたも新しい冒険を始めてね!”ということを伝えたかったのだろうなぁと思いました。

それはエリーがカールのことをすごく理解していて、この人は私がいなくなったら脱け殻のようになってしまうのではないかとわかっていたからこその言葉だったのではないかと思いましたね。
こんなに短い言葉なのに、そこにはエリーのカールに対するものすごく深い愛情が込められていて、もう毎回号泣してしまいます(ToT)
カールもそんなエリーの愛情を受け取ったからこそ、ここからは新しい冒険を始めることが、エリーの願いでもあるんだと思えたのでしょう。
エリーが亡くなってから止まり続けていたカールの時間が、再び動き出した瞬間でした。

そしてラッセルのことを想い外に行くと時すでに遅し、ラッセルは1人でケビンを助けに行ってしまうわけです。
そしてここからのシーンもまた、胸が張り裂けそうになるくらい感動しましたね。
このままでは家が重くて再び飛ぶことができず、それではラッセルとケビンを助けに行けないと分かったカールは、家を軽くするためにエリーとの思い出がたくさん詰まっている家具たちを次々と外に放り投げるという(;_;)
特にいっしょにお金を貯めてきたあの思い出のビンすらも、窓ガラスから放り投げた時は、ものすごく胸を打たれました。

エリーの愛が、こんなにもカールのことを変えるんだと。
これはカールが過去にとらわれずに、今を生き始めたことがよく表れているシーンだと思いました!
だけどカールとエリーの2人の椅子だけは、丁寧に並べられていたところもまた感動しましたね(T_T)

家が無事に飛び立った後に、風見鶏がきゅっと方向を変える描写が、幼少期のエリーの最初のシーンと重なって、エリーはここにはいないけど、今のカールにはエリーの想いが共にあることが伝わってきてうれしくなりました!
そしてカールにあんなに酷いことを言われたのに、それでもカールを慕って家の下に隠れていたダグには、最初はなんでそこまでカールにこだわるんだと思っていましたが、短編の『DUG’S SPECIAL MISSION』を観てからだと、ダグにとってもカールは救世主だったことが分かるので、さらにとても感動しましたね🐕️!

それにしても1人乗りこんだラッセルを、椅子に縛り付けたままあんな上空から落とそうとするとは、マンツはあまりにもムゴずきます!
これを見て、やはり彼は冒険家から連続殺人犯に成り変わってしまったのだと確信しましたね。
あれは人を殺すことになんの罪も感じていない、人を殺し慣れた人の振る舞いだと感じました。

そしてラッセルとケビンを助けに向かうカールが、逞しい表情でラッセルが置いていったバッジのたすきを肩からかけるシーンが、とてもカッコよかったです❗️✨

そしてもう上空から落下してしまいそうなラッセルを、家のホースと杖を使ってカールがあんなアクションを決めてギリギリで助け出すとは、カッコいいけど驚きすぎてめちゃくちゃ笑えるシーンでした!笑
あの絶体絶命の状況であのアクションをとっさに取れるとは、めちゃくちゃ勇気がいることだと思います!カールすごすぎ❗️
そしてカールがラッセルに対して“手伝いはいいから!無事でいてくれ!”と強く伝えるシーンは、カールのラッセルに対する気持ちの変化が見てとれて、とても感動しました。
そしてカールの杖がテニスボールなのが、ケビンを助けるのに役立つとは、とてもおもしろいアイデアでしたね🎾!

どんな護衛犬でもテニスボールのワクワクには勝てないようです🐶笑
そしてラッセルが椅子の縄を解いたと思ったら、ホースを伝って急降下していくシーンはあまりにも怖すぎて、よく助かったなと思いました((゚□゚;))!!
あの玄関ポーチのホースは、意外にもあらゆるシーンで大活躍していてすごかったです!!✨
ガラスに張り付くラッセルを目だけで追うマンツのシーンがおもしろかったですね 笑

だけどそんな絶体絶命のラッセルに対して、あんなぶっとい針を何発も撃ち込むように指示するマンツは、さすが連続殺人犯、もう完全に狂っちゃってますね…

そして剣を振り上げて背後からカールを殺そうとするマンツ…
カールはエリーを失ってから時間が止まってしまっていましたが、そういう意味ではマンツもまた、鳥の標本が偽物だと判断されたときから、時間が止まったままなんだなぁと思いました。
マンツはあの時の屈辱を晴らすべく、今を生きることをやめて、いつの間にか過去に生き続けてしまっているのですね。
カールはエリーの存在のおかげで、ギリギリのところで今を生き始めることができましたが、エリーの冒険ブックの続きに気が付かなければ、カールもマンツのように今を見失いきってしまっていたのだと思います。
マンツはそんな、“カールのもしもの未来”を見せてくれている存在なのかもしれません。
マンツも過去に執着するのではなく、それに途中で気付いて、また冒険家としてワクワクする毎日を生き始めていれば、連続殺人犯になることもなかったのだと思います。
なのでそんな似た者同士であり、だけど今となっては対極にいるカールとマンツのバトルは、とても深い意味合いを持つシーンだと感じました。
それにしては、2人とも腰を痛めながら戦う姿はおもしろすぎますが 笑
カールの入れ歯カウンターなんかも最高ですね 笑
2人のおじいちゃんが飛行船の外壁のはしごを登って追いかけっこしているだけで、もう笑えてきます 笑
アルファがハンドルに首を入れた瞬間、恥ずかしいやつをつけられると同時に音声装置が壊れて声が戻っちゃうアイデアが、おもしろくて見事なだなぁと感動しました✨笑
それで今までみんなに見下されていたダグが即座にリーダーに就任したのも、とてもおもしろい展開でしたね🐕️笑

そしてカールは遠くから自然探検隊の合言葉である“ギャーギャーガオー”をラッセルに叫び伝えますが、そこで一気に気合いが入るラッセルのシーンにとても感動しました🔥

それにより今までは登れたかったホースをグングンと登っちゃうんですもの!
人が心の底からやる気が沸き上がる時って、結局はこういう時なんだろうなぁと痛感させられましたね❗️

ラッセルの大きな成長が感じられる、とても素晴らしいシーンでした🧢🎒📯🚩✨
それにしても、リスと聞いただけで取り乱して操縦を誤り、3台の飛行機が大破しちゃうとは、あの犬たちにとってリスとは何者なんですかね🐿️笑
あの犬たちとリスの関係を描いた短編映画が観てみたいなぁと思いました🐶🐿️笑
カールの杖に上から顔面を連打されて、そのまま落ちかけるマンツのシーンが、めちゃくちゃおもしろかったです 笑

そんな緊迫した状況の中で、おじいちゃんたちが命懸けで攻防戦を繰り広げているというのが最高に笑えるんですよね👴笑
そんなカールたちを助けようと、逞しい表情で1人家を操縦するラッセルがカッコよかったです🧢✨

だけどそこでマンツがスナイパーを持ち出して風船を割ってきたときには、また連続殺人犯の血が騒いでいるのかと恐怖ですごくドキドキしましたね((゚□゚;))

そしてマンツが家の中のラッセルたちを殺そうとする展開はとてもハラハラドキドキしましたが、マンツの足に風船が絡んであの高さから落下したことにより、マンツの死亡がほぼ確定したのは少しゾッとしました…
でも連続殺人犯の末路としては、当然の報いなのかもしれませんね。
だけど風船に足が絡まって落ちちゃうのがケビンだったらと思うと、とても怖くなります。
3人とも無事で本当によかったです🧢🐕️🦃☀️
だけど静かに落下していくエリーとの思い出の家を見つめるカールの表情がとても切なげで、心が締め付けられました。

だけどそこでカールがラッセルに言った、“いいさ ただの家だ”という言葉を聴いたときに、同じくPIXAR作品である『Cars (カーズ)』のドック・ハドソンの言葉を思い出しましたね。
ドックも優勝カップのことを“あんなのただの置物だ”と言っていましたから。

自分にとっての何が大切か分かっている人ほど、物には執着しないのかもしれませんね🏆️🏠️
あれだけエリーとの家がすべてだったカールからこんな言葉が出るなんて、カールはこの冒険を通してものすごく成長したようです👴✨
そして無事に家に帰れたケビンの3匹の子どもたちのかわいさといったら、あれはもう最高にメロメロになっちゃいますね🐤💕

1匹の子どもがダグにはしっかりと威嚇していたところもかわいかったですし、威嚇されてなぜかうれしそうなダグも最高にかわいかったです🐤🐕️💕
ケビンたちは似た者親子で、テニスボールを喉に詰まらせて吐き出す3匹の子どもたちがかわいすぎました🐤🎾💕

そしてラッセルの表彰式へと場面は切り替わりますが、結局お父さんは約束を守ってくれず、式には来てくれなかったんですね。
だけどそこでカールが来て、最高の言葉とともにあの“エリーバッジ”を授けるところが、とても感動しました(;_;)

あのカールがエリーとの物を誰かにあげるなんて、ものすごい変化です。
ラッセルのお父さんは来てくれなかったけど、お母さんは笑顔でラッセルを称えていて、その姿にも胸が締め付けられましたね。

だけど今のラッセルにはカールもいて、ダグもいて、前はいなかった素晴らしい家族ができたので、今回の冒険はラッセルにとってもすごく尊いものになったようです🌼

ケビン親子に杖をあげちゃって、カールはその後の杖をどうするんだろうと思っていたら、なんとカールが杖なしで歩いていたから驚き!
今回の冒険でカールは、心だけでなく身体的にも大きく若返ったようですね✨
そして最後はラッセルの好きな道端で、カールとダグといっしょにアイスを食べながら数を数えていて、とてもじ~んときました(T_T)

ラッセル、うれしかっただろうなぁ🍦☀️
それだけでも最高のラストなのに、あの時 落下したカールとエリーの家はなんと、ちょうどエリーが思い描いていたとおりにパラダイスの滝に着地していたようで、もう涙腺崩壊のラストでした(ToT)
そしてエンドクレジットが流れるわけですが、こんなにも心地よいエンドクレジットの始まりかたは、そうそう体験できるものではないと思います🎥💡✨
もうすべてが完璧すぎる今作は、PIXARの中でも特にフェイバリットな作品です🎥💕
こんなに胸が苦しくなって、涙腺崩壊して、心が温かくなる作品って本当にすごいです✨
今作を監督したピート・ドクターさんは、後にPIXARのクリエイティブのトップに就任するわけですが、それはもう納得すぎますね🎥✨
PIXARの監督で誰が1番好きかと聞かれたら、ぼくはまちがいなくピート・ドクターさんと答えます📣☀️
自分が人生で1番大切にしていた存在をなくしたとき、ぜひとも観たい映画ですし、同じような境遇にいる方にも観てほしい作品がこの『UP (カールじいさんの空飛ぶ家)』なのでした👴🧢🐕️🦃🏠️🎈☀️

ということで今回は、2009年に公開されたPIXARの10作目の長編映画、『UP (カールじいさんの空飛ぶ家)』について語り尽くしてきました👴🧢🐕️🦃🏠️🎈☀️
今作のエンドクレジットは、“新しい わたしの冒険ブック”となっており、アルバム形式でカールたちのその後を見られたのも最高でしたね📸☀️
カールはとても表情豊かになっていて、エリーが伝えてくれた通り、“新しい冒険”を楽しんでいるようで本当に安心しました👴☀️
そしてラッセルも、カールとダグと楽しそうに過ごしているようで、お父さんがいない悲しみをカールとダグが補っているように見えて、それも良かったです🧢🎒📯🚩
ダグも相変わらず楽しそうで、天敵のリスを追いかけたり、父犬になって子どもをたくさん授かっていたりと、幸せそうで最高でしたね🐕️💕
PIXARは今作を公開したことにより、さらに揺るぎないストーリーテラーのアニメーション・スタジオとして世界にその名を打ち立てたように思います🎥🚩
しかも今作の次回作があの『TOY STORY 3』ですからね!
本当にこのころのPIXARは特にすごすぎました🎥✨
『UP』は長編の続編こそ出ていないものの、短編映画としてシリーズはいくつか出ているので、そちらも楽しみです🏠️🎶
こんなにも素晴らしい作品を作ってくださり、PIXARのみなさん本当にありがとうございました❗️☀️
今日もしばうさ.netにあそびにきてくれて、どうもありがとう*
本当にカールはマンツのようになってしまう未来もあったので、人生の運命はまさに紙一重だなぁと思いましたね。
カールが自ら家で冒険に出かけたことも大きいと思いますが、やはりラッセル、ケビン、ダグとの出会いがカールにとってものすごく大きかったと思います🧢🐕️🦃☀️
もちろんエリーの存在もね🌼
だけど救われたのはカールの方だけではなく、カールが旅に出たことで、結果的にラッセルやダグ、ケビンや町の老人たちをも救うことになっていたんですから、運命ってすごいです✨
カールの行動が実はダグや町の老人たちを救っていたお話は、下記の短編映画2本で観ることができますよ🎥☀️


こんなにどこをとっても“美しい”と思える映画は、この先出会えないかもしれないと感じさせてくれる、最高の映画でした👴🧢🐕️🦃🏠️🎈☀️
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