【レビュー】PIXARファンが語る『THE INCREDIBLES (Mr.インクレディブル)』家族の面倒くささと尊さを生々しく描いた、“家族の物語”👪️🏠️スーパーパワー全快のアクションもたっぷりで超見応えがある、PIXARの大名作💥🔥❗️【感想、評価】


今日もしばうさ.netにあそびにきてくれて、ありがとうございます*
ぼくは“PIXAR”が大大大好きな、生粋のPIXARファンです(*≧∀≦*)💕💕
なので今回はタイトルにもある通り、
2004年に公開されたPIXARの6作目の長編映画、『THE INCREDIBLES (Mr.インクレディブル)』について語り尽くしていきたいと思います👪️🏠️💥🔥❄️

今作は今までのPIXAR作品とは映画の雰囲気が明らかに異なり、色味もカラフルというよりは大人なテイストだし、人間が主人公だったりします🎥
これはPIXARが初めて社外から監督を招いて作られた作品だからということが大きく関係していて、監督だけでなくそのチームもこれまでのPIXARのチームとは異なるメンバーで作られた映画が今作なのです🎥
その社外から招かれたという監督がご存知、“BRAD BIRD (ブラッド・バード)”さんであり、彼はPIXARの顔であるJOHN LASSETER (ジョン・ラセター)さんのカルアーツ時代の同級生でもあります🎨🏫☀️
そんな絆で結ばれた2人の関係があったからこそ実現したのが今作なのです🎥✨
ちなみにジョン・ラセターさんが今作の制作にゴーサインを出したのは、今作はよくあるスーパーヒーローの話ではなく、“家族”に焦点を当てたストーリーだったからとのこと👪️

確かに今作はスーパーヒーローをカッコよく描きつつも、その本質は家族のあり方についてなので、そこはさすがPIXARクオリティといったところですね🎥✨
それに彼らが持っているスーパーパワーはそれぞれの立場がうまく反映されているところも見事だと思いました💡✨

父親であるボブは力が強いスーパーパワーで、母親であるヘレンは心も体も柔軟に子どもたちを守れるパワー💪✨
思春期のバイオレットは自分の姿を消したり自分の回りにバリアを張りたくなるお年頃をよく表しているスーパーパワーで、ダッシュはまさにわんぱくに体を素早く動かせるパワー✨
そして赤ちゃんのジャック・ジャックはこれから何にでもなっていける可能性の塊なので、スーパーパワーも多様なものを扱える🍼…
と言う感じで、それぞれのスーパーパワーがしっかりと意味を持って描かれているところもすごくおもしろいですし、とても感動しました👪️✨

さらに今作はアニメーションで描くのは難しいとされていることをことごとく描いた挑戦的な作品であり、しかもそれらをCGで表現しきったという、ものすごい作品なのです❗️
アニメーションで描くことが難しいとされているのは、人間、髪、布、水に濡れた髪、水に濡れた布などなど、今までのPIXAR作品では積極的に描かれてはこなかったシーンを多く採用していて、その挑戦のすごさが分かります💡✨
そしてさらに今作が今までのPIXAR作品と異なる点は“邦題”のつけ方です🎥
それまでのPIXAR作品は原題をそのままカタカナ表記にしたものがほとんどでしたが、今作の原題は『THE INCREDIBLES』であり、直訳すると“これぞ、信じられないくらいにすごいものたち”といった意味合いのタイトルなのですね✨

それを邦題では『Mr.インクレディブル』とつけたことにより、意味合いがまったく異なってしまったところは、今までのPIXAR作品とは違う点だなぁと思います💡
原題だとボブの家族やフロゾンのことまでも含まれているようなタイトルですが、邦題は主人公のことしか表していないので、観る方のスタンスも変わってきそうだなぁと感じました!
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今作が公開された当時ぼくは小学生でしたが、ニモを観に行ったときに今作の予告を見て、めちゃくちゃ楽しみにしていたことを今でも鮮明に覚えていますね🎒🎶
そしてパパが今作の試写会のチケットをゲットしてくれたことにより、劇場公開よりも前に映画館で見られたこともとても思い出に残っています🎥❗️
ということでさっそく今作の感想ですが、まさかこの映画が若い頃のインクレディブルたちから始まるとは驚きでした(*゜Q゜*)!

しかもスーパースーツの色が赤じゃなくて青だなんて超びっくり❗️
イラスティガールもスーパースーツが違っていて、この始まり方はかなりテンション上がりますね(*^O^*)🔥❗️
からの銃を打ち合うカーチェイスのシーン🔫❗️
これだけハラハラドキドキするオープニングのPIXAR作品はこれまでなかったですね!

特にインクレディブルが猫を木から落とすのを手こずっているときに、ちょうどその現場にカーチェイスの車たちが現れるシーンの興奮ったらもう最高です❗️
それにしても自分のファンクラブの子どもをあんな風に車から追い出すとは、このころのボブはけっこう乱暴だったことが伺えますね。

そしてイラスティガールとの出会い🌅
まさかイラスティガールからプロポーズしたとはこれまた驚きでした💕
この頃のイラスティガールは頭にカチューシャを着けていて、後のバイオレットとそっくりですね(*´艸`*)💕

フロゾンが氷の道を作ってヘリコプターを追いかけているシーンがカッコよすぎます❄️✨
そして飛び降り自殺者を救うインクレディブルですが、その時のジャンプ力にはけっこうびびりました💦!
パワーが強いということは足のバネの力も強いということなんでしょうが、それでもあのジャンプの飛距離は凄すぎますね❗️✨
そしてボム・ヴォヤージュの現場に突如として登場するインクレディボーイことバディ。

彼はこの時すでにロケットブーツを開発して身に付けており、小さい頃からメカの開発の天才だったことが分かります🛠️✨
そしてバディがボム・ヴォヤージュからマントに爆弾を付けられてからのシーンは、さらなるハラハラドキドキの連続でもう最高のオープニングすぎましたね🔥❗️
爆弾が線路に落ちてそこに電車が走ってくるシーンなんてもうたまりません(*^O^*)❗️
そしてまさかこの後、インクレディブルとイラスティガールが結婚するとは❗️❗️
さっきプロポーズしたばかりなのに!?
結婚の話や結婚式の約束はいつの間にしたの!?
0日婚!!??
結婚式でインクレディブルは“おいおい俺たちはスーパーヒーローだぞ、何が起きるっていうんだ”と言っているので、若いって本当にすごいですね✨
結婚式には名だたるスーパーヒーローたちやエドナ、リックディッカーも参列していて、彼らの絆が最高なことも伺えます🌟

と、オープニングで輝かしいスーパーヒーローの活躍をたくさん見せておいてまさかの、スーパーヒーローが訴えられて社会から消される展開になるとは、もうおもしろすぎます!!
そこから15年の時が経つわけですが、そこでボブとヘレンの夫婦間にものすごい違いが生じていたのがまたリアルで興味深いなぁと思いました。

ボブは過去の栄光をもう1度取り戻したいと思い今の生き方にまったく満足していなくて、
一方ヘレンはいろいろ思うことはあっても、とりあえず家族と過ごせる今の暮らしを大切にしている感じが、
もうまさに男性と女性!という感じがあって、さらにボブに共感して観入ってしまいましたね!
女性ならヘレンに強く共感して観るのかもしれません🏠️
とにかくボブのあの、やるせなくてもどかしい気持ちは本当によく分かるなぁと思いました🚩
かつては世界中の人々を救っていて超大人気だったMr.インクレディブルが、今では保険会社で保険金をおろすための手口をコソコソと教えるしか人々を救う手段が無いのは、あまりに酷ですよね…

そしてダッシュが校長室に呼ばれるシーンでは、犯行現場を捉えたビデオをよく見ると、しっかりとダッシュが動いているのが確認できて、これまたすごくこだわられているなぁと感動しました✨
ダッシュの担任が椅子をガタガタ揺らしなが“あの憎たらしい顔に書いてある!有罪だ!有罪だ!有罪だ!有罪だ~!!”と叫ぶシーンがおもしろすぎましたね(*´艸`*)笑
あんな担任がいたらもう可笑しすぎます 笑
車の中でヘレンが“みんなが特別なの”と言うのに対して、“じゃあ誰も特別じゃないってことだ”と言うダッシュの言葉が、示唆に富んでいて考えさせられますね💡✨
ダッシュが校長室に呼ばれた件に関しても、ボブとヘレンで意見が割れているのが、も~うこれまたまさに男性と女性!と言う感じでリアルでした 笑
子どもの持っている才能を伸ばしたい父親と、それでもいけないことはいけないと叱りたい母親、これは男女の関係における深い議題なんですかね!
そしてバイオレットも非常に興味深いキャラクターで、ダッシュはスーパーパワーを活かしてスポーツをしたいと願っているのに対して、バイオレットは“普通になりたい”と願っているのがこれまたおもしろい対比です。

それにしても母親の前でトニーローフいじりをするダッシュは、なかなかのやんちゃできかん坊って感じですね!
家を訪ねてきたルシアスがダッシュの水を凍らせるシーンがカッコくて好きです❄️💕
そしてゲイザービームの行方不明や謎の銀髪女(ミラージュ)の登場により、ミステリアスな展開を盛り込んでくるところも、さらに今作を盛り上げてくれていて最高すぎます。

それにしても燃えるビルから無事脱出できたボブとルシアスが着地した場所がちょうど高級アクセサリー店だったところもまた不運でしたよね。

そしてボブが家に帰ってきてからのヘレンとの夫婦喧嘩は、これまたあまりにもリアルで生々しすぎました 笑
今作の監督であるブラッド・バードさんは、夫婦というものをよく捉えているなぁと本当に感動します 笑
ブラッド・バードさんは夫婦関係で何かあったんですかね 笑
そしてボブが上司の部屋に呼び出されるシーンもまた、保険会社のリアルな事情のようでおもしろかったです💰️

“助けるのは身内だけでいい!”や“1番大事なのは株主だ!”というセリフは資本主義社会の構造を明確に示しており、それに対して反抗する主人公ボブという立ち位置がよりスーパーヒーロー感が出ていてかっこいいです✨

その上司が包帯でグルグル巻きになっているシーンは、当時映画館でかなりの笑いが起きたことを鮮明に覚えています 笑

三輪車の子どもが“なんかわかんないけど、すごいこと起きないかなぁと思って…”と言うのに対してボブが“おれもだよ”と切実につぶやくシーンは、その一言にボブの今の気持ちがすべて詰まっているような気がして、とても胸にしみました。
そこにミラージュからのあの極秘メッセージですから、それはボブも舞い上がって、嬉しくなりますよね🔥
メッセージが終わったあとにボブが部屋の壁に飾られてある過去の栄光を嬉しそうに見つめるシーンがとても印象的でした。

そのあとボブにヘレンが、“ヒーロー時代が恋しいのはわかるわよ、それに今の仕事が嫌いなのも、でも私はこの生活を変えたくないのよ”と言いますが、
今作の結末を知っていると、この言葉はヘレンの本音ではないことがわかります。
結局ヘレンは、ヒーロー活動が禁止されている現状に対して自分の本心を押し殺して生きているにすぎず、今の暮らしに満足していると自分に言い聞かせているだけだったわけです。

そういう意味ではヘレンの本心はボブと同じで、もう1度過去の栄光を取り戻したいと思っていたんですよね。
それは続編である『INCREDIBLES 2 (インクレディブル・ファミリー)』を観ればより明白で、2ではヘレンが生き活きと楽しそうにヒーロー活動をしている姿がたくさん描かれています✨

やっぱり好きなことをするって、いろんな意味で大切なことなんですね☀️
もしかしたら今作のヘレンは、自分は我慢して本音を押し殺して今の暮らしを受け入れているのに、目の前で旦那のボブがいつまでも自分の本心に忠実なことが苦しかったのかもれません。
だけどボブはそんなヘレンに屈することなく、いつでも自分の気持ちに素直で本心を大切にしていて、すごく素敵だなぁと思いました。
だって本心を偽って生きても、1番側にいてくれている大切な家族に対して、そんな自分が良い影響を与えられるはずないですからね。
こうして観てみるとやはり今作はスーパーヒーローを題材とした“家族”のお話であり、とても魅力的で興味深い作品です👪️🎥✨
そして今作の敵であるオムニドロイドには人工知能が搭載されていますが、2004年公開の作品ですでに人工知能が出てきていることにびっくりしました!

人工知能の概念って、そんなに前からあったんですね💡✨
そして無人島で久しぶりに運動するボブですが、息が続かず苦しそうなところに15年のブランクと加齢を感じました🌀
だけどボブはけっこう頭がきれるようで、その頭脳と持ち前の力で見事に人工知能が搭載されていふオムニドロイドに勝っちゃうところがすごかったですね💪❗️✨
15年のブランクでこの強さとは、現役のときのボブはどんなに強かったんだろう!
オムニドロイドから逃げるところなんかをみると、ダッシュほどではないにしろボブもけっこう足が速いことが分かります🏃💨✨
ボブがオムニドロイドの内部に入り込んで敵を倒す姿は、あまりにもカッコよすぎました❗️
こりゃバディがインクレディブルに熱狂的に憧れちゃうのも納得ですね🔥✨
その後シンドロームがミラージュに小声で話すシーンがありますが、ぼくが何度も大音量で聴いたところ、おそらくあのシーンは、
“肝心なのは良い気分にしてやることだ。おだてて、能力を買っているということをアピールしろ。”
と言っているようです。
そして任務から帰ってきたボブの自宅での変わりようは、もうまるで別人でしたね!笑
家事も育児もするし、すごく楽しそうだし、ヘレンにも愛情たっぷりだし💕


家族の関係もすごく良くなっていて、これが好きなことをするということのパワーなんだろうなぁと妙に納得しました💕✨
そして登場!強烈なキャラクターのエドナ・モード👓️✨

エドナの声は原語版では今作の監督であるブラッド・バードさんが演じてるんですよね🎤✨
エドナは本当に魅力的なキャラクターで大好きです👓️💕✨
我が強くて頑固な性格なので一緒に暮らしたらかなり大変そうですが、スーパースーツのプロとして関わる上では最高の存在ですね👓️🌟✨

ひとつひとつの言葉には強いパワーが感じられます✨🔥
“スーパーヒーローにマントは無し!”という持論も、ものすごく納得させられました!

エドナほど魅力的なキャラクターというのは、そうそう生み出せるものではないと思います👓️✨
そしてついにお披露目❗️新しい真っ赤なスーツを身に着けたMr.インクレディブル❗️
なんてカッコいいんだろう❗️
15年のブランクがあってもエドナのセンスがまったく衰えていないところもまた最高です👓️🔥
ちなみにボブがミラージュからの案内された会議室の“Aの113号室”は、PIXARファンならお馴染みの文字列💡✨
ボブのスーツの刺繍を見てすぐにエドナと気づくヘレンもまた、ヒーロー時代の2人の絆が感じられて最高でした✨
電話で強引にヘレンを誘って反論の隙を与えないところも、エドナの魅力的なところですね👓️✨
そしてついに登場した今作の黒幕シンドロームですが、新しい真っ赤なスーパースーツを来たNewインクレディブルを目の前に、もう1度ファンにならなかったのはすごい精神力です❗️


まぁそれだけバディは傷ついたということらしいですが、ファンから一変して今度はその対象を殺そうとするというのは、狂人的なファン心理を的確に表現しているようでけっこう怖かったです。
それにしてもシンドロームの日本語版CVをつとめた雨上がり決死隊の宮迫さん、めちゃくちゃはまり役で声優が上手すぎて感動しました!✨
そしてボブが逃げた先に行方不明だったゲイザービームの屍があるとは…
ゲイザービームも過去にこの島に来ていたんですね…
そこら辺の描き方がより謎を深めてきて、さらに物語がおもしろくなっていくので最高でした!
それにしてもあのバカ強いオムニドロイドを作り上げたシンドロームは、やはり発明の才能においては天才なことが分かります。
それゆえに頭も良くて、そこがまたやっかいな敵であり、悪役としては最高です✨
そしてエドナがヘレンにスーパースーツの実演を見せるシーンは、これまたとても興奮するシーンですよね🔥✨
あのスーパースーツを実演する巨大な装置がめちゃくちゃ魅力的です✨
シンドロームと同じでエドナの周りにも、機械に相当強い人物がいることが分かります🛠️✨
エドナのメガネに燃え上がる炎が映し出されるところも、情熱的なエドナが見事に表現されている最高な描写でした👓️🔥✨

そして夜の孤島でシンドロームの謎を探るべく動き出すボブですが、一般兵を容赦なくなぎ倒していく様は、途中どっちが悪役かわからなくなるほどでしたね 笑
それくらいボブの一撃は殺傷能力が高すぎて、ココナッツを頭部に投げつけて気絶させるシーンには思わず笑ってしまいました🥥🌕️笑
そしてボブがパスワードでコンピューターのロックを解除し、盟友のスーパーヒーローたちが軒並みシンドロームに殺されていたことを知るシーンは、何度見ても怖すぎて見事な演出だなぁと感動します。

ここのシーンは音楽も不気味なのでなおさら、恐怖と絶望感が強くなるんですよね。
イラスティガールの検索をかけて居場所が特定されていない感じもリアルで怖いです。
フロゾンの居場所はバレていたのもまた恐ろしく感じました。
そしてボブを襲うあの謎の黒い玉、あれもすごく奇妙で怖いトラップですよね…
あぁ、シンドローム、敵にまわすとめっちゃ怖いやん…
そしてボブの現状を知って泣くヘレンですが、そのヘレンに対して厳しく導くエドナがまたカッコよすぎました。
あれだけエドナがきっぱり言うのは、昔の強かったヘレンを知っているからこそですよね!

あのときのヘレンを呼び起こすためにも、エドナは本気で本音を伝えたんだと思います!
めっちゃ熱いですね🔥
そして見事にヘレンはやる気になり、すぐにボブのことを助けに行くんですから、エドナの言葉は正しかったわけです👓️✨
それにしてもジェット機まで操縦できちゃうヘレンがカッコよすぎましたね✈️✨

そして捕まってしまったボブに対してシンドロームが、“さすが俺の元のアイドル!”や“最高!マニアにはたまらないね!!”と言うあたり、やはりこじらせた熱狂的なファンは恐ろしいです。
そして飛行機の中で付いてきていることがバレたバイオレットとダッシュが、どちらも相手のせいにして喧嘩しているところが、仲が良い姉弟だなぁとほほえましかったですね🌼

だけどそのあとヘレンが乗るジェット機がミサイルに狙われるシーンは、その緊張感も相まってとても感動しました。
必死に“やめてくれ!!”と頼むボブもそうですし、いつもはパワーを使うことを禁止しているのに、今だけはバイオレットにシールドを張ることを頼むヘレンの姿にも、とても胸にグッときましたね。
だけど飛行機が爆発する直前でバイオレットとダッシュを包み込むように守ったヘレンの姿に、母の強さを感じました。
このシーンは何度観ても、胸に迫るものがあります。
残念ながらスナッグから貸してもらったジェット機は海に沈んでしまったわけですが、きっとヘレンの盟友のスナッグなら、“おまえたちが無事ならそれでいいだ!“と言ってくれそうです✈️
ヘレンたちのジェット機が破壊されたことを知ったボブはミラージュを人質に取りますが、このシーンもとても重要なシーンに感じました。

家族を殺されても、ミラージュのことは殺せないボブと、そんなボブのことをファンゆえに理解し尽くしているシンドローム。
だけどその間に挟まれているミラージュの気持ちを思うと、かなりショックでシンドロームに深く失望しただろうなぁと感じました。
シンドロームはボブの性格上ミラージュを殺せないことは分かっていたとはいえ、“勝手にしろ!やってみな!”とボブに言ったのを聞いたミラージュからしたら、シンドロームへの信頼が無くなるのも当然ですよね。

だけどその出来事があったからこそミラージュはボブたちに協力してくれるようになるわけですから、逆になんでミラージュはシンドロームに従っていたのかが気になります。
2人の関係って、どんな関係なんですかね。

そして海の真ん中に突き落とされたヘレンたちでしたが、そこでダッシュはようやく自分のスーパーパワーを存分に発揮していて、さぞ嬉しかっただろうなぁと思いました🏃💨🌊✨
しかもそれをママから頼まれてやれて、ママとお姉ちゃんの助けにもなるってんだから、ダッシュも相当やる気が出たのではないかなぁと思いますね✨
陸にたどり着いてからはママから“よく頑張ったわね。偉かったわよ。”という言葉までもらえて、この瞬間は、今までダッシュの中にあったいろんな気持ちが一気に満たされたような気がしました🌕️
だけど反対にそんなダッシュの活躍を見ていたバイオレットからすれば、自分はジェット機でうまくバリアを張れなかったことを悔やんでいるだろうなぁとも思いましたね。

だけどそれに対して母のヘレンが、“いきなり難しいことを頼んだママが悪かった。でもさっきはさっき。あなたは自分が思っているよりパワーがある。”という言葉をかけていたのが、素敵だなぁとジーンときました。


そしてヘレンが1人基地に侵入するシーンでは、伸びた体が合計3ヶ所に挟まれてしまうところが、もうアイデアが天才すぎておもしろすぎました!

だけど、そんな危機的状況なのに冷静に敵を倒してその場を脱しちゃうんですから、ヘレンも15年のブランクがあるのにまったく衰えを感じませんね✨
さすがイラスティガールです🌅✨
だけどその後のシーンで気絶した敵たちを壁の収納に隠すシーンは、これまたボブと同じでどっちが敵だか分かんなくなっちゃうような描写でした(*´艸`*)笑
そしてダッシュの探索中にちょうどロケットが打ち上げられ、その火が襲ってくるシーンでは、普段はあんなに喧嘩していて仲の悪そうなのに、ダッシュがお姉ちゃんのことも連れて逃げていたところにじんわり感動しましたね🌼

その後ダッシュとバイオレットは侵入者として見つかってしまいますが、そこからはもうハラハラドキドキの連続で最高です(*^O^*)!
ボブがミラージュを抱きしめているときにヘレンが助けに来るのは、あまりにもタイミングが良すぎますが 笑
敵に見つかったバイオレットが“ダッシュ、ママに言われたこと覚えてる?ダッシュ!走って!走って!!”と言うシーンは、もうなんだか泣けてきますね(;_;)

いつもダッシュにあたりが強いバイオレットが、初めてダッシュの持っている能力とその良さを尊重した瞬間であり、そう思うともう胸が震えました(T_T)✨
そしてダッシュがジャングルの中を全速力で走り抜けるシーンは、ぼくがPIXARの全作品の中で間違いなく1番再生したシーンです🏃💨✨

もうあのダッシュのシーンが大好きすぎて、小学生のころは何度もリピートして観てました💕
水の上を走っちゃうシーンなんてもう最高!!

ダッシュのこのシーンだけをとっても、今作は最高すぎる映画です❗️
そしてバイオレットのピンチに駆けつけて“お姉ちゃんに手を出すな!”と言うダッシュがまたカッコいい!
お前、普段はあんなにお姉ちゃんのことバカにしてたくせに、実はめっちゃ大好きだったんだな!

と思ったら次はダッシュが銃で狙われてピンチになった時、バイオレットがとっさにダッシュのもとに飛び込んでバリアを張ったところがも~う大感動(ToT)✨
ジェット機ではバリアを張れなかったり、今までは小さなバリアしか張れなかったのに、このときはとっさに、しかも今までで1番大きなバリアを張っていて、
弟を守りたいという気持ちが芽生えた姉の力はすごいなぁと感動しました(;_;)✨
からの家族4人が無事で揃うシーンでさらに感動して、しかも戦闘シーンは超カッコよすぎましたね🔥


ところが水を刺すようにシンドロームが登場し、“おまえイラスティガールと結婚してたのか!?”と言うシーンがありますが、毎回このシーンでぼくは心の中で、
“そうです実はそうなんです、しかも驚くことなかれ2人が結婚したのは、なんと君がボム・ボヤージュの現場に来て警察に捕まったまさにあの日なんです!”と思ってしまいます(*´艸`*)笑

シンドロームの計画は、自作自演で自分がみんなのヒーローになるというものでしたが、結局のところは子どもの頃の夢を今でも持ち続けていて、それを叶えたかっただけなんですよね…
それを小さかったころに憧れだった人の前で見せつけることで、過去のトラウマを乗り越えようとしているのかと思うと、シンドロームもすごく人間味があって、憎めないキャラクターです。

そして一方、無事に外に脱出したボブは車の中で打ち上げをする3人の警備兵をボコボコにしますが、これまたどっちが悪役か分からない案件ですね 笑
町ではルシアスがオムニドロイドの侵略に気付き出動しようとしますが、ルシアス夫婦の関係性もボブとヘレンと同じ感じで笑っちゃいました(*´艸`*)
ブラッド・バード監督は、夫婦は結局どこの家庭も現実はこんな感じだよというのを伝えたかったんですかね 笑
そしてついに自分がヒーローになる出番がやって来たシンドロームですが、自分が作ったロボットの人工知能にあっさりやられちゃうなんて、なんとも切ない結末ですね(´・ω・`)

シンドロームが陽の目を浴びたのはわずか10秒ほどしかなかったんじゃないでしょうか…
とてもドンマイです、シンドローム…
そしてミラージュに手を貸してもらいロケットで町に向かうボブたちでしたが、その方法が斬新すぎて驚きましたね(*゜Q゜*)!
あれ、ヘレン1人の労力が半端なくないですか 笑
ヘレンの手と足の握力も半端でないですし、すごい体力と精神力です✨
そして無事に町に着いてからも夫婦喧嘩をするボブとヘレンですが、その後の2人の会話には感動しました。

“おまえたちを失いたくない!一緒に来ても守ってやれない。俺は強くないから。”と本音を伝えるボブと、“私たちスーパーヒーローよ、何が起きるっていうの”と返すヘレン。
特にこのヘレンの言葉は、結婚式の時はボブが言っていた言葉なだけに、心にグッときましたね。
そして最後のオムニドロイドとの戦闘は大迫力でとても感動しますが、特に感動するのはやはりここでも、“家族の絆”が強く描かれているところ。
昔のよしみですぐに駆けつけてくれるフロゾンの登場も熱いですね❄️❗️

ダッシュにリモコンを投げて走り出す息子の姿を見て、すごく心配そうなヘレンの表情がたまりません。

そしていつもはボブの言うことに素直に従うことなんかなかったヘレンが、“ヘレン!銃を狙え!!”とボブに言われてすぐに実行するところも、息子を守りたいという夫婦の気持ちが一致した瞬間でありとても感動しました。
最後のオムニドロイド戦は、パー一家とフロゾンがそれぞれ協力し合ったからこその勝利であり、そこが熱くて良かったですね💥✨

町のみんなに感謝されるボブたちでしたが、悪があってこそのスーパーヒーローの存在意義なので、そういう意味ではシンドロームがしたことは、結果的にまたスーパーヒーローの人権を取り戻すきっかけになったわけです。

そして家に帰るリムジンでヘレンが聞いているカーリからの留守電の内容がそのまま、短編の『JACK-JACK ATTACK (ジャック・ジャック・アタック!)』と連動しているところもまたおもしろくて最高です❗️

今作だけを観ていたときは、留守電でカーリが必死に助けを求めているのはシンドロームが襲ってきたからだと思っていたのですが、短編を観てみると実は全然違うくて、むしろシンドロームはカーリの救世主だったことが分かるところも非常におもしろすぎる!
そしてついにシンドロームはジャック・ジャックにまで手を出して連れ去ろうとするとは、こじらせたファンは本当に恐ろしいですね(´゚ω゚`)❗️

だけどジャック・ジャックがシンドロームにスーパーパワーで抵抗できたのは、直前でカーリがモーツァルトを聴かせてパワーを目覚めさせたおかげかもしれないのがまた熱い展開です🔥❗️✨
もしそうだとしたらカーリの功績はすさまじいですね!✨
エドナが言っていたマントの危険性も、シンドロームの最期でしっかり伏線回収されていて見事でした!
ヘレンがジャック・ジャックを守るためにパラシュートで降りてくるシーンがありますが、今作の中盤ではジェット機から落ちるときにバイオレットとダッシュを抱えてヘレンがパラシュートになっていたわけで、
そう思うとやはり母という存在はいつも子どもを直接守っていて、本当にすごいなぁと思いましたね🌼
そしてシンドロームの飛行機が落ちてきた爆発から家族全員を守ったのが、最初は普通になりたいと言っていて自信が無かったバイオレットだったところも、ものすごく感慨深かったです✨
今作の出来事を通して家族全員がものすごく成長したことが分かるシーンでした👪️🏠️✨
ラストはバイオレットが憧れだったトニーからデートに誘われたり、ダッシュが憧れだったスポーツの大会に出たりと、みんながより良い方向に進んでいたところがまた感動でしたね☀️✨

今作は家族のお話をスーパーヒーローという題材で描くことで唯一無二な映画になっており、それゆえに誰が観ても共感できるストーリーになっているところもすごい魅力だなと思いました👪️🏠️
小さいときに観ればバイオレットやダッシュに共感するでしょうし、大きくなってからはボブやヘレンに共感するかもしれませんからね✨
今作はアクションあり!ダークな陰謀あり!たくさんの感動ありの、まさに最高のエンターテイメント映画なのです🎥❗️✨

ということで今回は、2004年に公開されたPIXARの6作目の長編映画、『THE INCREDIBLES (Mr.インクレディブル)』について語り尽くしていきました👪️🏠️💥🔥❄️
今作は本編が終わった後のエンドクレジットまでカッコよくて、もう最高ですね❗️
エンドクレジットは2Dのアートワークで描かれていてそれも魅力的ですし、音楽も最高にカッコいいので、エンドクレジットまで完全にインクレディブルの世界観!といった感じでハイテンションになります(*^O^*)🔥💥✨
そして地下からアンダーマイナーが登場する今作の終わり方は、そのまま続編へと繋がるところが超熱すぎる❗️

つまり今作の終わり方は続編である『INCREDIBLES 2 (インクレディブル・ファミリー)』に時間差なく直結でストーリーが続いていて、このような続編の作り方はPIXARでも唯一無二なんですよね❗️✨

そういったところでも、今作は無限に最高です❗️✨
そしてなんと公開時期は未定ですが、PIXARは現在『INCREDIBLES 3』を制作していることを発表しているので、これまた最高に楽しみすぎる(*^O^*)❗️

インクレディブルシリーズは、PIXARの中でも特に大好きな作品なので、首を長くして3を待ちたいと思います❗️👪️💥🔥💕
今日もしばうさ.netにあそびにきてくれて、どうもありがとう*
今の子たちもダッシュに憧れて走ったりするのかなぁ🏃💨❗️
ダッシュになりきって走るの、超楽しかったんだよね~🏫☀️
あと冬の凍った雪道では、フロゾンの真似をして滑ってました❄️笑
そういう意味でも今作は日常生活にすっと馴染んでくる映画なんですね🎥✨
あぁ、3が待ち遠しいぜ(*^O^*)🔥❗️
インクレディブル、最高っ👪️🏠️💥🔥❗️✨
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